2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

◆長月9月

長月の由来は、「夜長月」の略であるとする説が最も有力である。他に、稲刈月が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説、「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説がある。また、「寝覚月」の別名もある。なんか長月といわれてもぴんと…

◆無用の長物

透析を受けることになって、日常生活を振り返ってみた。すると、家にいるときテレビを見るときは、寝転がって下から見上げることになる。当然頭の位置が低くなるから、座布団を二つ折りにして、その上に居間専用の枕を置く。それでもテレビは見にくいことに変…

◆死語

「オカチメンコ」とは、「ブス、不細工、器量の悪い女性」をいう。ぼくらはブスというと悪意の籠った言葉、オカチメンコはやや愛嬌のある表現として使い分けていた気がする。接頭語「お」に餅を意味する古語「搗飯(かちいい)」が訛った「かちん」が付いて…

◆隣のトトロ

テレビのニュースで見たんだけど、夏の夕方になると、どこからか椋鳥の大群があらわれ、その数5000羽に及ぶという。その大群が駅前の街路樹に群れをなして群がり、ねぐらにするという。その騒音、糞害に周辺市当局も効果的な駆除対策を打てず苦慮している…

◆いい女

「燃えろ いい女」なんて歌があったけど、さしずめ今風にいえば、美人女優、北川景子が燃えたらどうなっちゃうのか、見てみたい気がする。この頃、日本では女の子のブスだとかオカチメンコ、スレッカラシの類は殆ど見かけなくなった。まさに絶滅危惧種に入って…

◆一陣の涼風

「暑いねえ」っていうのが最近の冒頭挨拶になってしまったが、きょうもまた暑いね。いつものように開け放った窓から抜けていく風には変わりないけど、きょうはひどく淀んでいて、重く感じられる。けっこう熱風を含んでいるようだが、これを書いていても、も…

◆ラニーニャ現象

今年の夏は3回にわたって猛暑のピークが到来した。7月中旬の梅雨明け直後、今月上旬と、16〜18日ごろで、17日までに最高気温が観測史上1位を記録した地点は、全国各地で計47地点に上った。東京都心では7〜8月の気温35度以上の猛暑日が9年ぶ…

◆騒音

このクソ暑い暑さだというのに、開け放った窓の外から、ブーン、ブーンという、やけにうるさい音が聞こえてくる。転た寝の邪魔をするなと、ベランダで眺めると、なんとこの暑さの中で、生け垣の選定作業を行っている。途端に不機嫌も直ってしまい、思わずじ…

連日、灼熱の太陽が煮えたぎっている。関東地方は2日ばかり小休止の恩恵にあずかったが、「のど元過ぎれば暑さ忘れず」の諺どうり、焼け付くような暑さがぶり返し、どうにもとまらない。昨日、夏の高校野球が終わったが、連日、地獄の釜の中のような甲子園…

◆浮島

あまり人の噂に乗らないのが不思議だが、東京駅は地下水の上に浮いている。 地下水位の上昇により、地下室が浮上し、建物などの破損が起き始めたため、地下が深い東京駅東京駅では、地下室におもりを入れたり、地中深部へのアンカーにより地下室を引っ張り、…

超氷河期

日本ほど大学の多い国は少ないと思うが、東大など国立大学や早慶などの一流私学の卒業者でも、就職が難しいといわれる就職超氷河期の昨今だ。文科省の調査によると、今春の大学卒業者の5人に1人(約10万6000人)が進路未定者だ。このうち約2万人はアルバイト…

◆空白の時間

例年になく、今年は高校野球の熱中している。まあ、いってみれば暇潰しの範疇ではあるがね。っていうのは、1日おきの透析、約3時間かかるから、そりゃあもう閑、ヒマ、暇の一手こい、転た寝だけが楽しみの世界だが、高校野球のテレビ中継がその無聊を慰め…

◆一休み

いやー、きのうは暑かった。人間やってられない暑さっていった感じ、目の前の光景が「トロリンチョ」と太陽に熔け出すような幻覚を生み出したね。いかに冷房嫌いとは言え、この暑さにはたまりかね、前夜の夜中からきのう一日、遂にエアコンが止まることはな…

◆白いキャンバス

ゆうべは暑かった。昼間は花火だ、夏祭りだとけっこう騒がしくも快い一日だったから、気付かなかったけど、そういえば長男一家の来訪で、朝から冷房をガンガンとたいていたんだった。街町全体が眠りにつくような深夜になって、ソロソロ寝に入るような時間、…

◆出不精

自慢じゃあないけれど、豊洲腎クリニックで、透析するようになってから、1ヶ月以上経過したけれど、豊洲より外に出ていない。豊洲腎クリニックで体調不良に陥り、救急車で聖路加病院へ運ばれ、無事本復し、高額差額ベッド代を支払い退院して以来ずっとそうで…

◆聴く花火

きょうの豊洲周辺は昼間から殺気立っていた。12時半の豊洲方面行きのバスは満員で乗れなかったし、豊洲では厳しい交通規制が敷かれていた。きょうは年に一度の「東京湾大華火祭り」の日で、どこから集まってくるのか、地下鉄のターミナルからもドンドンと…

続 飽きちゃった

聴きたい音楽が1曲いくらと課金される原理原則に則って、ソフトが組まれているから、例えアイチューンで買わなくても、同じ方式が適用される。ってわけで、あっという間に150曲も入ってしまうというわけだ。つまり交響曲なら、通常は4楽章だから、4曲、レク…

◆飽きちゃった

透析のお世話になると決まったとき、真っ先に買ったのが、最新のナノーポッドだった。週3回3時間の時間を過ごすにはこれしかないと思ったのである。テレビを見ることも可能だったが、当時白内障が進んでいて、ちょっと離れるとよく見えない、挙句の果て目が…

◆食欲

毎日、こう暑い日が続くと世間一般では食欲が減退すると聞いている。だけど、違うんだなあ、コチトラの胃袋は?やたらと腹が減るのである。週3回の透析だが、途中から割り込んだせいもあって、開始時間が12時半と中途半端な時間であるのも、大いに影響してい…

◆述懐

ある初老の高級ブティック・オーナーの述懐先日久し振りに、秋冬物の展示会に出掛けた。今年のテーマはレザーということで、各デザイナーが素材として豊富にレザーを使っていた。相変わらず稚拙なデザインが多かったが、幾つかのデザイナーがあの偉大な高級…

◆超高齢者

最近のニュース報道を聞いていると、おやって思うことがある。例えば、「無縁社会」「行路死亡人」「急迫保護」など聞き慣れないことばがやたらと飛び出してくる。「無縁社会」というのはNHK報道特集番組が作った造語だが、あとの2つの言葉って、どうや…

◆遠雷

花火は消えていくときがいいと、深代惇郎が書いていた。ひょろひょろと上がってパッと散る。青や赤が溶けるように流れる。見る間に消えて、ふたたび闇だけを天空に残す。瞬時に消えながら眼底と胸底に余情をひく。「どんなに見事な花火も消え方が悪ければお…

◆日照り

日照りは字を変えると、「旱」となる。つまり干魃の日照りである。よくもこんなに続くねってあきれる程、朝からピーカンである。日本だけじゃあない、世界中、とりわけ北半球がひどいようだ。ロシアのプーチン首相は、猛暑による未曾有の干魃を受けて、小麦…

◆麒麟児

朝からギンギラギンと晴れ渡った、日本各地。きょう広島は65回目の「原爆の日」を迎える。今年の四季には原爆を投下した米国の代表として、初めてルース駐日大使が参列、核兵器を保有する英仏両国代表、潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長が初めて参列…

◆紺碧の空

紺碧の空は何処までも、広く青く澄んでいた。青って、こんなに美しいのかと、改めて驚愕する。対する白はあくまで白く光り輝いていた。きのう午前中に、懸案中だった白内障手術を受けた。かなり前に決まっていたんだが、入院騒動のとばっちりを受けていた。…

◆気になるね

同い年の英雄、小澤征爾。きのう、6ケ月ぶりに若手オケラの練習に参加したけど、15kgも痩せてしまい、食事も満足に喉を通らないという。記者会見で涙ながらに家族の協力について感謝していたが、その姿にはカリスマの面影は感じられなかった。小澤征爾…