◆紺碧の空

女性だけが担ぐ大天狗祭り・沼田市(朝

紺碧の空は何処までも、広く青く澄んでいた。青って、こんなに美しいのかと、改めて驚愕する。対する白はあくまで白く光り輝いていた。

きのう午前中に、懸案中だった白内障手術を受けた。かなり前に決まっていたんだが、入院騒動のとばっちりを受けていた。今年の夏は例年にもまして日差しが強く、とりわけ交差点の横断歩道などの白い標識は、サングラスなしでは歩けないまぶしさだった。明らかに白内障の影響である。

さて、白内障の手術だが、豊洲病院の日帰り手術は夙に有名で、患者も都内各地から陸然と集まってくる。とにかく気楽に手術に臨めるので。評判もいいようだ。ところがいざ手術ともなると、状況は一変し、屈強な若者とナースが手術台の周囲に集まっており、そんな簡単な手術ではないことを思い知らされた。恐怖以外には麻酔がばっちり効いているので、痛みはこれっぽっちも感じない。

誤字脱字が多かったのも実を言えば、パソコンのキーがよく見えず、いい加減に打っていたことにもよる。年中こんなことをやっているとバカバカしくなって、パソコンを放り出したい気分になるのもしょっちゅうだった。

そんなわけで、きょうは一日中、手術した左目を厚い眼帯でふさがれていて、殆どなにも見えない。当然パソコンもいじれない、従ってコジゼラは当然のようにお休みである。明日はどうなるのか、。多分眼帯が取れて、帰りは子供の目にかえった左目が新しい世界の素晴らしさに、絶句しているはずである。

一番嬉しいのは、再びカメラを手にできる喜びである。白内障が進むにつれ、モニター画面がまるで見えないまま、勘だけで撮っていたからである。この煩わしさ・もどかしさから解放されるのも嬉しいね。