◆ハルマゲドン

あの日、3月11日午後3時過ぎ、
ぼくらは超高層ビルの2階フロワーにいた。
それほどの揺れは感じなかったが、
周囲では人が右往左往してざわつきを感じていた。
超高層のエレベーターが止まり、
為す術のないサラリーマン達に動揺が走る。
この辞典では、東北地方を襲った未曾有の災厄は知る由もなかった。

って書きだしたものの、筆が前へ進まない。
ソロソロ桜の季節だというのに、
北風がビュービューと吹きまくり、
とても春がやってきたとは思えない。
気も心も寒風にさらされ、凍り付いたままである。
思考力は停止し、でるのは溜息だけである。
3月に入って初めてのブログなのに、これじゃあね。