2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

◆とちる

近頃、新宿御苑通いが多くなったから、連日のように地下鉄に乗るようになる。いままでは有楽町線で市ヶ谷、都営地下鉄に乗り換え新宿3丁目下車というルートが一般的だった。ただ、行きは市ヶ谷で離れたホームまでエスカレーターを上り下りする不便さがあっ…

◆誕生日

今年のゴールデンーウイークが始まる、華やかな日曜日、72歳の誕生日を迎えた。世の中挙げて、ハレの日を体験しているのに、コチトラの心はひたすら陰鬱の底に潜り込んでいく。なりたくてなったわけではないんだけど、地球が順調に回転し、季節が廻れば、…

◆職業野球

小学生の時、ほかの子供たちより恵まれていることが一つあった。オヤジの友人が、スポーツ誌「野球界」を発行する会社に勤めていたことから、週末になると後楽園球場の入場券が手に入り、ジャイアンツの試合や都市対抗の試合を頻繁に見ることができた。ジャ…

◆新入社員

余程よんどころない時は別として、ラッシュアワーには電車に乗らないことにしている。先日昼下がり、市ヶ谷駅までの地下鉄有楽町線はまさにそのラッシュアワーさながらの混雑ぶりだった。乗客の大半は一様に黒っぽいスーツを身にまとった男女の新入社員と思…

心愛深く

ここ数日、雨が降り続いて、春らしくない寒さを感じていたが、ようやくお天気が回復してきた。だけど、サクラはフゲンゾウ、カンザンなどを除き、大半の八重桜が散ってしまい、さびしげな風情を露出している。3月末ごろからのサクラの季節、思えば、どれだ…

◆多少のうんちく

この時期となると、世の中サクラ一色になってしまい、みんな酔ったような気分になって、上を向いて歩いている。人のことをとやかくいえないどころか、コチトラも夢中になって、サクラを求めてさまよい歩いている。ところが、上ばかり見ている目線をちょっと…

◆訃報欄

毎朝、朝食時に新聞を斜め読みする習慣だが、食事が終わる前にすでに読み終わっている。あまりにも興味を引く記事や論調がなさ過ぎるからだ。最近の新聞って読んでいてほんとうにつまらない。ただ出来事を垂れ流すだけで、それに対する批判なり解説というも…

◆復活

ずっと低調だった天声人語が、どうやら長い眠りから覚め、ようやく春を迎えつつあるようだ。担当者の違いがこんなに顕著だったのかと思えるほど、生き生きと甦ってきた。600字前後の中に、いかに秀逸な文章を盛り込むかが毎日の戦いになる。数年前、パソ…

◆大波乱

競馬をやめてしまって久しいが、3歳クラシック・レースとなると、やはり胸が騒ぐね。3歳牝馬クラシックの口あけとなる桜花賞は、なじみのない阪神競馬場で行われるため、他のクラシックと比べると、興味が若干薄くなるのは致し方ない。しかし、このレース…

◆球技

子供のころから慣れ親しんできた、っていうより、焼け跡ではこれしかやるものがなかった野球。母が手作りしてくれた布製のグラブと木の枝を削ったバットで戦った三角野球から始まり、少年野球、そして、弱小チームだったが、一応高校球児となり、青春のすべ…

◆腹が立つ

前回、あったまにくるで、あらかじめ想定していた幾つかがあったのだが、三つのことをくっちゃべっているうちに、あっというまに紙数が尽きてしまった。不平不満っていうのは書き出したらきりがないっていうのも道理だが、福田首相の態度にはほんと腹が立つ…

◆あったまにくる

先週の土曜日を休養日にあて、今週の出動に備えてたっぷりと休養をとった。だけど、あったまにくるじゃないか、きのうも、きょうも朝から雨模様、まして今日なんか激しい風も吹いている。出られない、サクラが散ってしまう、逸る気持ちを抑えながら、じっと…

◆休養日

きのう土曜日、朝から絶好の行楽日和で、早くも心は出かけたくてウズウズしていたのだが、出かけないことにした。一つは原則として人出の多くなる土、日は出かけないという自分への縛りだ。二つ目は、今週は月曜日から金曜日まで、シャカリキチャリキに動き…

◆春たけなわ

いよいよ、1年でもっとも素晴らしいシーズン、4月を迎えた。春たけなわ、どこへいってもサクラ色が光り輝いている。数日前、かなり強い風が吹き荒れたが、間違いなく春の風で、咲き出したばかりのサクラの枝も、強く揺れてはいたが、決して花ビラを散らす…

◆運のつき

毎度、シモネタで恐縮だが、同じシモネタでも前ネタではなく後ろ向き専門ということでご勘弁を。 我が家から片道3000歩から5000歩の圏内に大型商業設備がある。近場にある豊洲のビバホーム、豊洲ららぽーとを除くと、南に辰巳イオン、西に晴海トリト…