2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

スペードのエース

トランプのエースを見ると、スペードのAだけ図柄が大きいことに気付くよね。オールマイティーやスペキュレーションと呼ばれるこのカードは、各種トランプゲームで最強のカードとして使われることが多いが、なぜ図柄を大きくする必要があったんだろうか。イ…

ベロタクシー

舌を出すことをベロを出すというが、ベロは舌の俗称、東北地方では牛のことをいうようだ。先日、神宮外苑を散歩していたら、車道を何台かの「ベロタクシー」が通り過ぎていった。緑色の鮮やか塗装で、ピザのデリ用スクーターを幅広く改造したようなスタイル…

むべなるかな

ムベという植物はアケビと対比されるつる植物。アケビは落葉し、果実は開き、山に生えるが、ムベは常緑で、果実はふつう裂けず、主に暖地の海岸林に分布する。果実は同じく食用に。暖地の造園には冬も青々と茂るムベが、おもしろい。 「むべなるかな」は宜な…

一青窈

「一青窈」(ひとと よう)って台湾人を父親に持つポップス歌手だが、この一青(ひとと)という姓は母親の苗字で、富山県では比較的多く見られる名前らしい。しかし、このなんとも難解な名前を芸名にして歌手になろうっていうんだから、よほど根性の座った女…

一文字

大相撲平幕中堅に「大文字」という力士がいるけれど、いい身体をしているのに脇が甘く、いつも脇役に甘んじているのは情けない。むかし、「柔道一直線」という人気番組があっったが、宙に舞いながらピアノを両足で弾いてしまうような、軽妙なわざと強さを併…

なみ

「頻浪(しきなみ)」っていう言葉は次から次へとしきりに打ちよせる波のことをいい、あるいは、立て続けという意味もあるようだ。ススキのことを頻浪草ともいうそうで、いわれてみれば風にそよぐ葦のような様はまさに秋の風情だなあ。「瑞浪」って地名と読…

さしすせそ

調味料といえば、日本料理味付けの基本の基は「さしすせそ」。砂糖、塩、酢、醤油、味噌のことを指すが、「ああ、そはかの人ぞ」の「そ」をソースと間違える人も多い。それだけ、ソースも日本の調味料として膾炙しているわけだが、日本では、ウスターソース…

居眠り

眠りを表現する言葉もたくさんあるねえ。「うとうと」、「うつらうつら」、「こっくりこっくり」、「居眠り」、「舟を漕ぐ」、「転寝」、「一寝入り」、「まどろむ」、「寝付く」、「寝入る」、「寝込む」、「安眠」、「熟睡」、「眠りこける」、「白河夜船…

たまゆら

玉響(たまゆら)は二つの玉がそっと触れ合う時の微妙な音色をいうんだそうだが、ほんのしばらくの間という意味もある。同じく「仮初め」(かりそめ)はふとしたこと、本気でないという意味のほかに、しばらくっていう意味もある。同じような意味合いを持っ…

豊洲駅

豊洲駅構内は2面4線のホームになっている。つまり、ホームが2つ有り、有楽町線はホームの両はじを走っていて、どういうわけか2つのホーム内側には線路が敷設されていない。いつも不思議に思っていたんだけど、やっと謎が解けた。実はこの駅には、営団地…

月夜に釜を抜く

イロハカルタには時々おかしな文句がある。 「月夜に釜を抜く」もイロハカルタの中の一句だが、ガキの頃その意味が分からず、 大人たちに聞くと、よく曖昧な笑いで誤魔化されたものだ。 まともな答えは油断することってことになるが、 なんでこんな不可思議…

サラリーキャップ制

サラリーキャップ制はNBA(米プロバスケットボール協会)とNFL(米ナショナル・フットボールリーグ)が導入している。この制度はあらかじめ、全チームの年俸総額の上限を決める仕組みだ。予算の上限が設定されるため各チームの支出総額に歯止めがかか…

ドクターペッパー

直ぐにとけてしまって、殆どその役割を果たさなかった氷が、やっとその本分を果たせるような季節が到来した。好物のコカコーラに氷は付き物だが、尖って鋭角的だった氷が徐々に溶けていって、丸みを帯びながらコップの中で茶褐色のコーラに浮いているのを、…