2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ちゅうはい

いまや「チューハイ」もすっかり認知されてしまって、色んな種類が安い値段で店頭に並んでいるが、この中身がショウチュウでなくウオッカだったなんて、ほんと知らなかったね。ウオッカのほうが無色無臭だから、色や味をつけやすいからだそうだけど、じゃあ…

干支

「ねーうしとら、うーたつみー」「なん刻だい」「うーま、ひつじ、さる」「あとなんだっけなあ、とり、それから、そうそう、乾の方角で」「いぬいー」、やっと思い出した。「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」、十二支の順番はいざやってみ…

スペードのエース

トランプのエースを見ると、スペードのAだけ図柄が大きいことに気付くよね。オールマイティーやスペキュレーションと呼ばれるこのカードは、各種トランプゲームで最強のカードとして使われることが多いが、なぜ図柄を大きくする必要があったんだろうか。イ…

こと

筝曲の「筝」って書いて「こと」って読むんだってねえ。琴を弾いているのになんで筝曲というんだろうかとの疑問もあったが、あまり関係ない世界だから無関心ではあったけどね。でもその理由ってのが随分乱暴なんだなあ。琴と筝はまったく違う楽器なのに、当…

雨ずくし

春の雨春霖(しゅんりん)。菜種梅雨ともいい、春まだ浅い芽吹きの頃、静かに降る春の長雨のこと。春雨・木の芽雨・花の雨・桜ながし・催花雨(さいかう)などとも言う。3月の末から4月にかけて移動性高気圧が、日本列島の北に偏って東へ通るとき、南岸に…

男前

「男前」は歌舞伎用語の一つで、前は動きを意味する言葉だ。歌舞伎の世界では男の役者は動いている姿の美しさが最大の評価基準だったことから、男のあとに「前」をつけて二枚目を意味させることになった。その「二枚目」だが、上方歌舞伎の芝居小屋の前に掲…

ノスタルジー

新しいカレンダーの表紙を破るのをためらったのが、ついさっきのようだったのに。月めくりのカレンダーがいつのまにか1枚だけになっていて、すきま風で寂しそうに揺れている。「光陰矢の如し」か。なんか感傷的になってしまうな。ヴェルレーヌ(上田敏訳)…

あうん

阿吽(あうん)を大辞林で引いてみると、<「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声。仁王や狛犬などにみられる、口を開いた阿形(あぎよう)と、口を閉じた吽形(うんぎよう)の一対の姿。吐く息と吸う息。呼吸。相対・対比など相対する二つの…

カラス

「夕焼け小焼けで日が暮れて—--カラスと一緒に帰りましょう」って、ガキの頃、夕方になるとよく歌ったもんだった。ほんとうに夕空をカラスが飛んでもいたんだけど、カラスは日没30分前くらいの明るさになると家路につき始めるらしい。気になるのは、帰る先…

放水路

子供の頃から荒川については荒川放水路として覚えていたが、いまでは放水路の3文字が抜けて荒川と呼んでいる。ナゼ荒川放水路という名前を変えたしまったのだろうか。建設省の説明によると<分かりやすい名称として、「荒川放水路」と一般で言われていまし…

天気図

毎日、どうせ当たらないだろうと多寡をくくりながら、新聞の天気図を見るのが惰性となっている。その予報図の下段には天気の種類を示す記号が並んでいる。左から順番に○快晴、 晴、◎曇、●雨、 雪、 霧、ということらしい。この特殊記号の中でimeパッドに…