◆いい女

早稲田キャンパスより

「燃えろ いい女」なんて歌があったけど、さしずめ今風にいえば、美人女優、北川景子が燃えたらどうなっちゃうのか、見てみたい気がする。この頃、日本では女の子のブスだとかオカチメンコ、スレッカラシの類は殆ど見かけなくなった。まさに絶滅危惧種に入ってしまったようだ。まあ、昔と違って化粧法が抜群に向上変化しうまく化ける術が行き渡っているせいもあるだろうけどね。たまにお笑い芸人の中にブスを見つけたりすると、妙に懐かしくなる。

物事というのはなんでも両極というものがあり、対極にブスがいるからベッピンが目立つのである。町を歩いていると、大方の女性は美人に見える。顔は小さくなり、足が長くなって抜群にスタイルがいい。だけど、妙に印象に残らないのである。みんなオシャレで服装も髪の手入れもきちんとしているのにである。つまり、みんな同じような顔をし、同じような格好をしているのだ。没個性というか、あまりにも個性的な美人が少ないのだ。

足を長く魅せるジーンズは確かにかっこいいけど、よく見れば胴長と尻が垂れ下がるのは防ぎようがない。よく似合っているなあと思える女性はまだ数少ないね。みんな面長の顔に作り替え、頬がこけている。いかにも栄耀失調気味の青い顔をしている。それと愛嬌のある丸顔がが少なくなったね。オジサンはポッチャリした丸顔の女の子が赤い頬を膨らませ、キラキラと眼を輝かせ、ボニーテールの髪の毛をユラユラと揺らしながら颯爽と歩く、いかにも健康的なシーンが大好きだね。

でも男性の服装もモノトーン一色、殆どがブラック系、グレーだとかカーキ、ブラウン系が目に見えて減ったね。しかもワイシャツはホワイト一色、殆どが無地で、縦縞だとか模様の入ったシャツを着ているのはまさに少数派。この就職難の時代だから、人より目立つ格好は敬遠されるのだろうか。そうだとしたら悲しい現実だね。