2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

放水路

子供の頃から荒川については荒川放水路として覚えていたが、いまでは放水路の3文字が抜けて荒川と呼んでいる。ナゼ荒川放水路という名前を変えたしまったのだろうか。建設省の説明によると<分かりやすい名称として、「荒川放水路」と一般で言われていまし…

寿司食いねえ

浪花節はどこへ行ってしまったんだろう。昔は、どこへいってもラジオから聞こえてきたし、浪曲名人会とか素人のど自慢とか、浪曲道場とか、浪花節の聞こえない時はなかった。 品のない節回し、お説教調の仰々しい歌詞、喉を詰めた唄い方、ど派手ないでたちな…

偉い人

「ギョエイテは 俺のことかと ゲーテいい」って川柳があるけど、戦前ゲーテは漢字で「歌徳」と書いていた。楽聖ベートーベンの漢字表記なんて「貝多芬」だぜ、味もそっけもないし、イメージすら湧いてこないよねえ。「韓徳爾」、「海頓」、「莫差特」、「蕭…

はかない

カタクリなどの春植物のことを、「スプリングエフェメラル」という。直訳すると「春のはかない命」ということになる。白金自然教育園では落葉樹林の枯葉に埋もれ、カタクリの花が心細げに、うつむき加減に咲き出していた。去年より半月も早い顔見せだったが…

さくら

3月27日は、「さくらの日」だ。これは財団法人「日本さくらの会」が、1992年に定めている。「桜咲く」の語呂合わせだそうだ。3が「さ」くら、27が「さく」で、3×9=27という語呂合わせだ。ここでは、設立25周年と花と緑の博覧会を記念し、19…

こうろぎ

ちょっと古いはなしだが、春の高校サッカー全国大会で、連覇を狙った強豪市立船橋高校は決勝で敗退した。準決勝で対決した相手校は後発ながら宮崎県でグングンと力をつけてきた鵬翔学園という新鋭校だった。この新鋭校に勝って準優勝に進出できた裏には涙ぐ…

引き手

「ほら、あれ何だっけ?ふすまを開け閉めするときに手を掛ける、丸いあのさあ」、言葉が出てこないのは、大部分歳のせいだと思うけど、そればかりではないようだねえ。ふだん、何気なく目にしたり、手にしたりしているモノの名称、ことに部分名称は、意外な…

せびろ

ところで普段、何気なく使っている「背広」という言葉はどこからきたのだろうか。ジャケットにズボンとチョッキを加えた三揃えも、ジャケットとズボンを組み合わせた上下服も、ジャケット単体でも「背広」という一つの言葉で言い現されている。最近ではスー…

気になる

なんか気になってイライラするってこと、つまらないことが多いね。伸び過ぎたハナゲ、剃りのこしたアゴヒゲ、うまく切れない足の親指のツメ、中々取れない耳クソそ、歯に詰まった食べカス、緩んだゴムのパンツ、ずれ落ちる靴下、少し残ったコーラの缶、にょ…

すだち

「スダチ」(酢橘)は大分県のカポスとともに料理の仕上げには欠かせない柑橘類だ。実が青いうちに使うのが特長、多汁で酸味が強く独特の芳香がある。徳島県原産のユズ近縁品種で、阿南市に樹齢350年以上の古木が現存している。焼き松茸の風味づけには欠かせ…

グレゴリウス暦

「グレゴリウス暦」での閏年の決め方は 1.閏年とは西暦年が4で割り切れる年は閏年。 2.閏年の例外:上記、1であっても西暦年が100で割り切れる場合は、閏年としない。 3.閏年の例外の例外:上記、2であっても西暦年が400で割り切れる場合は、…

ウグイス

俗に鶯色というと黄緑色に近い色をさしているが、実際のウグイスはくすんだ茶色をしている。実は眼の周りに白い縁取りがあリ、そのさえずりが美しい鳥、メジロの背中の色がいつのまにか取り違えられて「鶯色」と呼ばれるようになったそうだ。ウグイスが鳴き…

あうん

半年ほど前、家路の途中に新しいラーメン屋ができた。薀蓄のうるさそうな店構えであり、店をのぞくと、それらしい格好をしたアンチャンが能書きこいているようにみえる。店の名前は鯛ラーメン「あ・うん」とある。「あうん」といえば、「あ」は口を開いて発…

シバリング

寒さで体が震えることを、医学用語で「シバリング」というんだそうだ。まるで判じ絵みたいな話だが、医学用語の百科辞典「ドンライト医学辞典」にもはっきり記載されている。古くからある言葉のようだから、寒いことを北海道などで「しばれる」というのも、…

味の素

未だにサツマアゲや冷奴、海苔、生揚げ、おひたし、おしんこうなどを食べるときにはなくてはならないのが味の素である。味の素そのものは、舐めてみるととっても苦りがあって不味いものなんだが、色んなものにふりかけると、素材そのものの持っている持ち味…