2007-01-01から1年間の記事一覧

◆大晦日

今年もあっというまに大晦日になってしまった。年をとる度に、月日の立つのは矢のように早くなっていく。春先にインフルエンザにかかって以来、腰痛、胃潰瘍など思わぬ病に次々と遭遇し、立ち直るのに半年もかかってしまった。そういう意味で今年は失意に満…

◆ひさご

中央日日新聞の浦瀬キャップ。この名前を聞いて「おう、懐かしいな」って感慨にふけるのは団塊の世代以上だろうねえ。昭和30年代を代表するNHKのテレビドラマ「事件記者」に出演していた名脇役だ。ガミガミと口うるさい、通称ウラさんを演じていたのが…

◆ひま

隣の団地から、電動のこぎりの音が響く。職人が3人ぐらい入って、乱れた樹形の整枝を手際よく進めていく。日溜りにドップリつかりながら、「閑にまかせて」眺めている。枝が刈り取られ、さっぱりした姿になるのを眺めるのはちっとも苦にならないね。いつか…

今頃になって、福田首相は薬害C型肝炎被害者代表と面談するのはやぶさかでないといっている。自民党支持率が予想外に低下し、慌てふためいたってことは言を俟たないね。落ち目になってくるとやることなすことが後手を踏むことになる。せっかくのいい政策が…

◆あきば

テクノロジーとサブカルチャーの発信基地あきばが活気づいている。05年に「つくばエクスプレス」が開通、06年には駅前(神田青果市場跡地)に、産学協同の超高層ビルが完成した。相前後して「電車男」ガブームとなり、いまも、「萌え」「メイド」「アニ…

◆野球部

開成高校硬式野球部の面々の集まる会が秋葉原であった。野球部といえば大所帯を想像するが、なにせ進学校で、出ると負けの1回戦ボーイだったから、メンバーはたったの12人だった。うち物故者と行方不明者がそれぞれ1名だから、集まったのはたったの10…

◆調味料

川村女子大の教授が女子大生約800人を対象にした「食」に関する調査結果を発表した。アンケートには身近な食品の原料を選択肢の中から答えてもらう質問が15問ある。味噌、醤油、豆腐は90%以上が正解だったが、酢は46%、味醂は60%が不正解、黄…

◆初見参

めっきり寒くなってきたね。12月14日は忠臣蔵討入のあった日だから、12月も半ば近いんだから、寒くなるのは当たり前の話だけど、やはり冬は寒くないとどうもピンとこないね。先日は久しぶりにおしめりがあったけど、どうせ降るなら、しみったれずにド…

◆モミジ

東京都港区の明治神宮外苑ではイチョウ並木が鮮やかに色づき、人々の目を楽しませている。300メートル続く4列の並木の下には黄色いじゅうたんが広がる。同苑によると、今年は平年より1週間ほど黄葉が遅く、9日まで予定していた「いちょう祭り」を16…

◆例会

1957年6月23日、早稲田混声合唱団はショスタコービッチ作曲、オラトリオ「森の歌」を定期演奏会(第1回)として、早稲田・大隈講堂で歌った。その時の仲間たちが一堂に会する集まりとして、「森の歌の会」が発足し、年2回の例会とはえ、14回目を…

◆大雪

昨晩、12月7日午後8時、長男に待望久しかった長女が誕生した。「名前はまだない」というのはウソ、事前検査で女児ということが分かっていたので、「樹里」と決めていたらしい。奇しくも母親と同じ誕生日だった。愛知県出身の嫁さんが実家近くの病院で出…

◆谷端

何年か前、朝日新聞のコラムに懐かしい記事が出ていた。あまりにも懐かしいので、コピーしておいたが、その一部を紹介する。<板橋区の一隅の我が家から、旧中山道へ向かう途中に子易神社があり、そこにある二つのベンチには、ボクの散歩コースの休憩所とし…

◆ニホン

もう残すところは1ケ月、いつになく早く過ぎた1年だった気がする。年ふるごとにそのピッチはいや増してくる。小春日和が続く毎日だが、とても年の暮れとは思えない。先月中旬には緑色だった後楽園のカエデ、ようやく真っ赤に色づいたようだ。星野ジャパン…

◆花火

歩いて3-5分の所に5つの橋がある。朝凪橋、鴎橋、白鷺橋、蛤橋、枝川橋の5つで、枝川地区は周囲を運河で囲まれた埋め立て地であることがよーく分かる。洪水に備えた閘門はそれぞれの運河の流域と隅田川に4ケ造られており、緊急の際には一斉に扉を閉じる…

◆正座

いま、とっても閑だから、またぞろ、なん10回目かになる恒例行事をやっている。「剣客商売」と「鬼平」の読み返しだ。本を読むとき、寝転がって読むってことはあまりしないね。寝転がっていると読書そのものよりも、居眠りする快感の方が魅力的だからだ。…

◆秋深し

「秋深し隣はなにをする人ぞ」、いまはそんなお節介なことなんかどうでもいい時代になってしまったね。窓の下のサクラの大木がようやくオレンジ色に色づいてきた。日ごとにその色の濃さが増し、存在感を示し始めている。季語では、サクラモミジというそうだ…

◆一陽来福

晴天に恵まれた3連休だったが、ついに一歩も外に出なかった。日だまりの中でウツラウツラしているうちに昼過ぎになってしまい、出そびれてしまうのだ。3時過ぎには競馬のビッグレースガアリ、ゴルフ、大相撲とテレビ中継が続くっていうこともあるのだが。…

◆光と影

初来日を果たしたオランダの至宝、フェルメール「牛乳を注ぐ女」が一般公開され、相も変らぬ物好きな日本人がどっと押し寄せて、大変な騒ぎとなっているようだ。フェルメールの絵画はたったこれ1枚だけ、あとは当時の風俗画ばかりで、芸術的評価の低いものば…

◆木枯らし

木枯らし一号が吹いたと思ったら、急に寒くなったね。季節からいえば、11月半ばなんだから当然なのだけど、暖冬に慣らされている身体では急に切り替えができないね。今年はインフルエンザの流行が噂されているし、いくらワクチンを打ったからといって油断…

◆ビオラ

フランスの作曲家フランクは作品の数は少ないが、いずれも傑作ばかり、その重厚なメロデイと緻密な構成には定評があった。いまでも続いているNHK−BSのクラシック音楽放送、深夜3時間ほどの時間帯で、プログラムの合間の休憩時間に流される曲がある。い…

液晶テレビ

10年ほど前の正月に、その前のテレビが壊れてしまい、慌てて電気屋に飛び込み購入したのが、いま茶の間で見ているテレビだった。画面が暗くなり、山田洋次のように暗闇の撮影を得意にする映画なんかほとんど見えない。しかも、日の光を反射するから、天気…

◆オノマトペ

ベロンベロンに酔っぱらってしまった。もうグデングテン、足はメロメロ、心臓はドキドキ、息はゼエゼエと上がりっぱなし。歩けばフラフラ、ヨレヨレとなり、つまずいて、スッテンコロリとひっくり返ってしまった。見上げる夜空には星がキラキラ光っていたが…

◆インフルエンザ

去年は例年より2週間遅かったが、今年は2週間も早くなった。四国では学級閉鎖も始まったという。インフルエンザの流行だ。普段、豊洲病院にしかいっていないから、インフルエンザ注射を頼んだら3週間後といわれ、昨年もそうだったから、当然のように受け…

◆小春日和

9月8日は立冬だった。旧暦だとはいえ、この日から冬になるという暗示でもあった。立冬を過ぎると、使い慣れた小春日和をなんの遠慮もなく使えることになる。小春日和の日、日溜りを追って室内を移動する楽しさはこたえられたいね。今日は朝から絶好の好天…

◆女心と秋の空

しばらく好天が続いたので、朝から雨が降っていると、ちょっと奇異な感じがする。「女心と秋の空」ってよくいうけど、まんざら当たっていないでもない。きのう久し振りに、映画「続3丁目の夕日」を見たけど、前回ほどの感激はなかった。やはり「柳の下にど…

◆ヒマワリ

木場公園を歩いていたら、垣根越しにヒマワリがまだ未練たらしく咲いていた。時期外れもいいところだが、こう毎日暖かい日が続けば、植物だって勘違いしてしまうだろうね。葉っぱは枯れかかっているのに、花は元気よく咲いている。種の保存がまだできそうだ…

◆新宿御苑

菊香る季節の到来となった。日比谷公園の展示会はもう終わってしまったが、新宿御苑の展示会が11月1日より始まっている。ここの菊は長い伝統にのっとり、新宿御苑独自に栽培している菊の展示だから、けれん味がなく豪快な作りとなっている。個々の栽培者…

◆文化の日

きのうは文化の日だった。土曜日と重なったため、祝日としての有難さはいまいちだったが、文化の日は晴れるというジンクスはしっかりと守られた。前日まではぐずついていた天気もがらりと変り、絶好の好天となった。天気予報図を見ると、前日まで日本列島を…

◆干支

子、丑、寅、卯、辰、巳、未、申、戌、亥、干支の順番だが、正式に覚えているのはネ、ウシ、トラ、イヌ、イまでで、そのあとはうろ覚えだから、ヒツジ、サル、イヌ、イの順番も自信がないし、2つ足りないのは、なんだったかも定かではない。チュー・チュー…

◆転寝

きょうで10月もオーラスとなった。北海道旅行という大イベントもあったけど、秋らしい気候の中で、日だまりの中転寝ばかりしていたという印象も強い。話変わって、眠りを表現する言葉もたくさんあるねえ。「うとうと」、「うつらうつら」、「こっくりこっ…