◆初見参

孫娘「樹里」

めっきり寒くなってきたね。12月14日は忠臣蔵討入のあった日だから、12月も半ば近いんだから、寒くなるのは当たり前の話だけど、やはり冬は寒くないとどうもピンとこないね。先日は久しぶりにおしめりがあったけど、どうせ降るなら、しみったれずにドバって降ってもらいたかったね。末練ったらしくサメザメと降って昼過ぎにはあがってしまった。それでも底冷えはひときわ強くなった気がする。

ここんところ、いわゆる冬日という日々好日が続いていたから、寝不足を日だまりの中でたっぷりと過ごしている。いわゆる排出ガスのお世話にならずにいるわけだ。だけど、雨に煙っている肌寒い日は、やむを得ず石油ストーブを燃やし、転寝に入る。だけど、時々なんとなく目が覚める。二酸化炭素の充満する中で熟睡しているのが気になってしょうがない。身体はポカポカしているのに、気はそぞろ、身体は眠っているのに心は冷めている。だから、時々ストーブを止めては、窓を開け放ち外気との入れ替えをする。ついでにタバコの一服も忘れない。紫煙が風にたなびき外に向かって大きく流れていく。あ、またやっちゃった、よくないね。

きょう、にょうぼ殿は気もそぞろに旅立っていった。っていっても日帰りだけど、2番目の孫との待望のごたーいめんである。生まれてすぐ会いに行くつもりだったが、息子の意見もあり、この日を今や遅しと待っていたのである。新幹線で名古屋まで行き、名鉄渥美半島手前の碧南市まで戻ってくる。東京駅8時発で11時には嫁の実家に着くらしいから、乗り継ぎの煩わしさの割には意外と早く着くようだ。来年初頭のお宮参りには夫婦そろって、碧南詣でということになる。楽しみだなあ。初対面の時コチトラのあまりの異相に、泣き出されては困るけど、そんなの関係ない、そんなの関係ないだ。