◆大雪

イチョウ・北の丸公園

昨晩、12月7日午後8時、長男に待望久しかった長女が誕生した。「名前はまだない」というのはウソ、事前検査で女児ということが分かっていたので、「樹里」と決めていたらしい。奇しくも母親と同じ誕生日だった。愛知県出身の嫁さんが実家近くの病院で出産したので、ジージとお目もじ出来るのは年を越すかもしれないが、なにはともあれ、おめでたいことで、とっても喜んでいる。41歳にして得たわが子、子煩悩なので、可愛がりすぎるのが心配だが、しっかりもののにょうぼ殿がついているから、それも杞憂かもしれない。

きのうは暦の上では「大雪」、冬真っ盛りのはずなんだけど、ここ数日、お天道様はご機嫌うるわしく、冬とは思えない穏やかな「日々好日」が続いている。冬の真っ盛りに歩いていて、汗がにじみ出してきて、着ているものを脱ぎたくなる。時折頬をかすめる北風が心地よいなんて、休むのに木陰のベンチを選ぶなんて、ある意味では異常ともいえる。

うららかな陽光に誘われて、都内では比較的有名な処に、3日レンチャンで、もみじ狩りに出かけた。下見しておいた六義園は、狭い場所に人がひしめき合っていたので敬遠することにして、小石川・後楽園、北の丸公園皇居東御苑日比谷公園の順で回ってみた。当初1日で回るつもりだったが、それもままならず、体力の衰えを痛感させられたね。それでも1日平均1万歩以上歩いたわけで、体力とは裏腹に気力の充実は回復してきたようだ。

九段下から靖国神社に向かう靖国通りの両側に植えられたイチョウ並木は、まさに今が旬だった。まばゆいばかりに光り輝きながら、時折吹く風にあおられて、ハラハラと落葉する姿は見ものだったね。行き交う学生やビジネスマンは見向きもしないで通り過ぎて行くかたわらで、じっくり観察できるのは儲けものだったね。見物客でごった返す神宮外苑イチョウ並木も気になっていたが、わざわざ出掛ける必要もなかったよ。