◆休養日

シロタエ

きのう土曜日、朝から絶好の行楽日和で、早くも心は出かけたくてウズウズしていたのだが、出かけないことにした。一つは原則として人出の多くなる土、日は出かけないという自分への縛りだ。二つ目は、今週は月曜日から金曜日まで、シャカリキチャリキに動き回っていたから、たまには身体を休めたいということだ。得意だった朝のうたた寝もしなかったから、若干、疲労気味だし、寝不足気味でもある。以上二つの理由は、その気になれば破ってもいいことだが、第三の理由が今日出かけない最大の理由、10時間に及ぶ「カラヤン」特集だった。

NHK−BShiで、「まるごとカラヤン〜生誕100年記念・その人と音楽大全集〜」が放映されるからだ。 それも、前9:00−後0:00、 後4:00−7:00、 後8:00−翌1:00、と3回に分けて放映される。第1部はカラヤンの練習風景とドキュメンタリ。第2部は「交響曲 第1番 ハ短調 」 ブラームス作曲 (管弦楽ベルリン・フィル、「交響曲 第6番 ロ短調 悲愴」 チャイコフスキー作曲 (管弦楽ベルリン・フィル(収録:1973年)、「交響曲 第9番 ニ短調 合唱つき」 ベートーベン作曲(管弦楽ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(収録:1968年)。第3部はR.シュトラウス歌劇 「ばらの騎士」、なんとエリーザベト・シュワルツコップが出演している。(管弦楽ウィーン・フィルとモーツァルテウム管弦楽団(収録:1960年 )。

なんだ、そんなの時間を指定して、録画しておけばいいじゃないか、とおっしゃるのは当然だけど、さあ、お立会い、BS−hiは我が家のテレビとビデオでは、その場にいないと録画できない仕組みになっている。2年ほど前に買ったビデオなのに、ハイビジョンは録画できないときた。せっかく大型液晶テレビを買ったのに、録画できないなんてフザケンナ、って怒ったところでどうしようもない。

やむを得ず、リビング用の小型アナログテレビ(チューナーをつけると、BS視聴が可能になる)で録画に立ち会わざるを得なくなる。しかも時間がつぎはぎとあれば長時間つけっぱなしっていうわけにもいかないのだ。まあ、この歴史的快挙に参加しなけりゃ、音楽ファンのはしくれとしての風上にも置かれないわけで、「井の中の かわず飛び込む 水の音」って仕儀になった。これって、土曜日に書いているので、感想はのちほどに。