◆腹が立つ

ゲンペイモモ

前回、あったまにくるで、あらかじめ想定していた幾つかがあったのだが、三つのことをくっちゃべっているうちに、あっというまに紙数が尽きてしまった。不平不満っていうのは書き出したらきりがないっていうのも道理だが、福田首相の態度にはほんと腹が立つなあ。福田老人首相の他人事みたいな言動、当事者なのに、まるで、批評家みたいな口振りで、あれが早稲田出身だと思うと、しかも同期かもしれないと思うと、ほんと情けないし、悲しいね。

4月から後期高齢者(嫌な言葉だねえ、おばすて山へ行けって感じ)に対する医療費の大幅改正が始まった。首相みずからが、すでにボケ老人なんだから、その辺を見越した弱い者いじめを専業とする厚生官僚に思いのまま操られる。この大ボケチャリン、後ろで各省庁の官僚どもが自由自在に操れる木偶の坊だから、簡単には退陣すらできない仕掛けだ。後期高齢者という命名が、不評を買ったので、慌てて看板を入れ替えたが、中身はそっくりそのまま残っている。

それにしても、小泉、安倍を挟んだ小渕ぼんくら元首相、森暗愚ら元首相、そして福田ボケ首相。揃いも揃って、早稲田出身ときたもんだ。進取の精神、学(政)の独立って校歌にあるけれど、そんなもの、どこをほじくっても爪の垢すら出てこない。どいつもこいつも、親の七光りだけを看板にした二代目ばっかり。戦後60年も経っているのに、民主主義国では稀有の一党独裁政権が続いているんだから、呆れるしかないね。こんなことを許す日本人って、ほんと、なんなんだろうね。

早稲田っていうと、独立独歩、野人が多いはずだったんだけど、そんなの遠い昔の話なんだなあ。早稲田大学そのものだって、営業ばかりに熱中して、学の独立なんて放棄しちまってんだから、どうしようもないわさ。教授陣を見渡せば、元県知事だとか、元大蔵省財務官だの、元経済評論家、(実は破廉恥罪で服役が決まった)など、ちっとは世間に顔が知れた面々をかき集めている。そのうち、東国原宮崎県知事も、橋下大阪府知事も失脚すれば、多分暖かく迎えてくれるだろう。理由は簡単、卒業生だし、頭がよかろうと悪かろうと、有名人ってことだからさ。