月夜に釜を抜く

夜空の饗宴

イロハカルタには時々おかしな文句がある。
「月夜に釜を抜く」もイロハカルタの中の一句だが、ガキの頃その意味が分からず、
大人たちに聞くと、よく曖昧な笑いで誤魔化されたものだ。
まともな答えは油断することってことになるが、
なんでこんな不可思議な言葉がイロハカルタに採用されたのかが、理解できない。
月夜とはにょうぼの月に一度のあれのことだし、釜は頭におをつけると、オカマとなる。
そこから類推すると、亭主が催したんだけど、にょうぼのボボが使用不能なので、
菊の座を狙ったのか、町へ出てオカマで抜いたのか、ってことになるわけだ。
「割れ鍋に閉じ蓋」っていうのもイミシンな一句だけどね。