豊洲駅

豊洲駅前

豊洲駅構内は2面4線のホームになっている。つまり、ホームが2つ有り、有楽町線はホームの両はじを走っていて、どういうわけか2つのホーム内側には線路が敷設されていない。いつも不思議に思っていたんだけど、やっと謎が解けた。

実はこの駅には、営団地下鉄8号分岐線(有楽町線の分岐線)の駅トンネルとホームがすでに用意されているってことのようだ。営団地下鉄8号線とは豊洲を始発駅として千葉県野田までの約24キロを結ぶ路線で、第1期工事は住吉、錦糸町、押上、四ツ木、亀有までの14,7キロ、住吉、四つ木間は半蔵門線と共用となる。平成17年着工予定ということだけど、工事開始の兆しすら見えない。17年といえば、モノレール「ゆりかもめ」が有明から豊洲まで延伸される年で、豊洲駅前には超高層ビルも完成している。(現時点では大幅に遅れている)

公共事業と公共投資というのは似て非なりなんだってねえ。旧建設、運輸、農林水産の三省が系列下のたとえば林野庁や外郭団体を含め、膨大なる税金を投じて実施してきたのが「公共事業」、それ以外の省庁、すなわち旧文部、労働省などの官庁が建設するハコモノは同じ土木、建設を伴う事業でも「公共投資」ということになるそうだ。いかにもお役所らしいややこしい分類の仕方だが、田中康夫長野県知事がおっしゃっているんだから、そういう分類が正しいんだろうねえ。