◆秋模様

かちどき橋

きょうは30度を超す真夏日だというが、雰囲気はすっかり秋模様。空は中天高く隅から隅まで、青々と晴れ渡り、太陽は穏やかに地上を照らしている。いままでみたいなけんか腰の威圧的態度は影を潜め、慈しみ深く地上を眺めている。ああ!飽きが来たなあって実感する。この爽やかさ、この穏やかさ、頬をうつ風の柔らかさ、これこそ秋色っていうんだろうなあ。時間をタップリかけてベランダの水遣りを済ませると、本当に清々しい気分になる。秋っていいなあ。

北海道から上京した次男が、久し振りに我が家を訪ねてきた。むろん、上京したついでに来たのだろうが、その心遣いが嬉しいね。半年ぶりのご対面だが、いつまでもガキの頃の記憶が残っているオヤジとしては、随分立派になったなあってツクヅク思っちゃうね。

だけど、食材の宝庫、北海道で腹一杯グルメっているせいか、変な貫禄が付いている。もともとがたいがデッカイのに食べまくっているようだから、腹がせり出し、体型のバランスを崩している。コチトラが糖尿病になったのは50歳過ぎ、むろん暴飲暴食がたたったのだが、次男坊も食べ過ぎには注意しなけりゃいけない年頃である。いくらいっても「釈迦に説法」、どうせ聞く耳を持たないだろうけどね。

明後日の祝日、敬老の日はにょうぼ、ウン14歳の誕生日、それを祝いたいと長男夫婦から自宅に招待された。これも嬉しいねえ。嫁さんの料理上手はよく知っているから、楽しみだけど、どうやら近くの料理屋での会食らしい。むろん食べ物も嬉しいけど、一番のご馳走は孫と会えることだね。とはいえ、育ち盛りの孫の相手をしていると、すぐに息切れしてしまう。家に帰り着くと、どっと疲れが出てしまう。でも、それは、すっかり満足した疲れだから、快い余韻が残っていて、これまたいい。