◆季節の変り目

新富町の古民家

テレビを見ていると、テロップが出て、東京の一部にゲリラ豪雨が発生、一部家屋が浸水したと報じていた。慌ててベランダに出てみると、ことらもいつの間にか雨模様、といっても霧雨程度だったけど、確かに降っている。輻射冷熱もなく、空気が冷やされていて、通りぬける風は爽やかというより涼しさを感じた。つまり久し振りに寒さらしい感覚を体感したんである。寒さは最大の敵でもあるから、早速長袖と長ズボンを取り出してきて、身にまとったが。

これが一昨日夜半の話、気象情報は、明日の関東地方は降水確率40%と報じていたが、これは見事に外れ、お天道様は時々顔を出す程度だったけど、終日秋らしい雰囲気が随所に感じられた。まず光りが柔らかくなったし、頬打つ風に清涼感がある。どうやら、あれほど怒り狂っていたお天道様もようやく鉾を納め、慈愛溢れる光りに戻るような雰囲気である。どうやら、いよいよ本格的秋の到来の気配が漂いだした。

真夏でも窓を開けっ放しにして、転た寝ができるコチトラだが、小春日和に身を埋めてまどろむなんて最高のシチュエーション、どうやら昼前からウトウトする光景が増えそうになってきた。っていうのも、いよいよ、先週土曜日から待望のNFLが開幕、週3回は4時就寝ということになるからである。昨年と違ってNHKの放映時間が1時間遅くなったのも、とっても辛い。直前の1時間番組が趣向に合わない内容だし、その間じっと待たねばならないのはもっとも辛い。

やっと始まったNFLだが、まだシーズン当初だから、各チームとも凡ミスが多ったり、選手の入れ替わりも激しいから、モチベーションもイマイチ、待ちかねた試合で期待も大きかっただけ失望も大きい。結局イライラしながらも試合終了まで見てしまう。開幕カードは昨年度プロボウル覇者とNFL首位の対戦という好カードだけに見逃せない一戦だったが、双方とも低調、点の入らない凡戦に終始したのには失望落胆といったところだった。

これから半年、週初めの3日間は夜も眠れない期間となる。睡眠不足は最大の敵となるだろうから、ホドホドにしなきゃと思いつつも、期待に胸が高鳴るのである。今年もまた、否応なしに不摂生な生活となりそうである。贔屓のチーム、ペイトリオッツがどう戦うのか、司令塔ブレイデイが見事復活を果たせるのか、WRロスとのホットラインが満開と成るのか心配でならない。