◆お笑い芸人

ラナンキュラス

23年ぶりにキッコーマンCMで「♪幸せって 何だっけ 何だっけ〜♪」を歌ったタレント、明石家さんま(54)が、今度は女優、広末涼子(29)と一緒に「幸せって 何だっけ?」を歌っている。昨年10月末からオンエアされた第1弾の「キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ」テレビCMは、09年11月度のCM好感度1位に輝いた。第2弾では、パン作り挑戦を動画連載するなど料理が得意な広末を起用し、さんまと初のCM共演を果たす。

25歳差をものともしない名コンビ誕生に、さんまは「大好きな広末涼子さんと一緒に歌うことができて“ 幸せでいっぱい”。なかなかの出来栄えですので、皆様楽しみにして」とコメント。23年前はまだ6歳だった広末は、当時のCMを振り返り「歌と踊りはとても印象に残ってる。その名曲を今回さんまさんと一緒に歌わせてもらえるなんて感無量です」と話した。

既に放映されているが、明石家さんま広末涼子と嬉しそうな顔をしてヂュエットを唄っている。意外に思えたのが、歌手でもない広末涼子のリズム感ある歌声だった。折からNHKで「龍馬伝」が放映されており、広末涼子も平井加尾役で好演している。さながら、キッコーマンは地の利を得た上に、天の利をも得たという幸運に沸き立っていることだろう。

タレントのなかでは、さんまは嫌いじゃないタレントの一人だが、最近ちょっと鼻についてきた。あの早口でしゃべりまくる様が雑音に聞こえだしてきたからである。番組自体がさんまの番組なんだから、多少の自己主張なら許せるが、最近のさんま、余りにも自己礼賛が過ぎるように思える。島田紳助のように驕り高ぶりが目立つようになると、タレントとしての不快数はいや増してくる。伸助がかねかね威張っているように、かれは週に2日しかテレビに出ない。

画面では毎日のように見かけるのだが、その殆どをたった2日の間に撮りまくっている。各テレビ局のスタッフと出演者を、一堂に集め、伸助の命令一下、時間割を作り、それぞれの番組を作っている。まるで伸助の奴隷みたいなものだ。あとの5日間は、豊富な資金をバックに、最近土地、建物を買いあさっている石垣島で悠々自適の生活をし、時には買収したリゾートホテルにテレビスタッフを集め、ここで録画したりして、宣伝の一躍をかっている。一芸能人にここまで勝手な蹂躙を赦していいものか、不愉快きわまりないね。