◆マイクロソフト

保育園児

例のサイバーテロの一件を思い起こすと、怒りがこみ上げてくるね。EXのお陰で随分嫌な思いもさせられたし、マイクロソフト社の提供するソフトは独善的で、けっこうイライラさせられる。EXも使わなくなったので、MSのソフトで使用しているのはアウトルックエックスプレスだけになってしまった。ワードは重いし、使い勝手が悪いから、とっくにメモ帳に変えてしまったし、同じく使い勝手の悪かったIMEは、多少の料金を支払ってでも、一太郎のATOKに変えてしまった。

エクセルも中国製のキング・ソフト、スプレッドシートに変えてしまった。エクセルと寸分違わない上に、動作も速く、エクセルみたいにややこしいこともない。積年の望みがようやっと果たされた気がする。OXも一度はファイアフォックスのサンダーバードに変えたのだが、こちらはどうも使い勝手が悪かったので、再利用している次第だ。どこでも見られるウエッブメールも度々悪さをするホットメールからグーグルのGメールやヤフーメールに変えてしまった。

今回華々しく登場したMSのウインドウ7は当初PC市場の救世主として大手各社の期待も大きかったが、前評判とは違い、悪評ぷんぷんのようだ。いま発売されている新型パソコンは、このソフトを搭載しているが、メーカーの思惑とは裏腹に、発売数が思うように伸びていない。一向に代わり映えしていないという理由からだ。そういえば、ウインドウ7の前のソフト、ウインドウ・ヴィスタ」も評判が悪かった。

今回の中国による恣意的なグーグル攻撃も、勘繰れば、落ち目のMS社が密かに行った、ライバル潰しの一環かもしれない。このまま、グーグルの優勢が続けば、マイクロソフトの存在さえ脅かされるからだ。なにせ、グーグルはすべてオープン、しかも基本的には無料提供、MSはコア部分は隠蔽し、しかも有料なんだから、勝負の行方ははなから見えているようなもんだ。

ただ、ファイアフォックスに変えて困惑してしまうのは、やたらと遅くなってしまったことだ。自分の領分を奪われたEXと自社ソフト、エクセル、EXに対しては異常な執念を発揮しているようだ。自分たちのしでかした不始末を棚に上げ、勝ち誇ったように自民党から攻められる民主党と同じ立場だが、ただただジッとガマンするしかないようだ。