◆防災グッズ

イチョウ

およそ、おあしには縁のない生活をしているが、それでも時たま衝動買いをする。むろん、お小遣いには限度があるから、買う物といっても、1点3000円以下のものに限っている。衝動買いしたくなるのはキャップとデイバックの2種類だ。キャップなんか、冬物、夏物、それぞれ合わせる20点は超す。だけどいつも被るのは精々1−2点、大半が押し入れの肥やしとなっている。

整理に邪魔なのが大小のデイバック、衝動買いしては見たものの、いざ背負ってみると気に入らない。基本的にポケットがたくさんあるのが好みだが、そのポケットがふくらみがなかったり、小さすぎたり、大きすぎたり、結局はいずれも帯に短し襷に長しの類なのだ。未だにこれだっていう物に巡り会っていないのも不幸なことだ。まあ、予算が3000円以下ということだから、大きな事はいえないが、常用しているのはたったの二つだけ、あとは無用の長物とかしている。

「災害は忘れた頃にやってくる」っていうが、最近の自然災害は、海水温の上昇とともに、姿形を変えて、集中豪雨とか、つむじ風など思わぬ方法でやってくる。むろん、東京では、しばらく中小河川の氾濫は起きていないが、想像を絶する台風の襲来があればひとたまりもない。また、関東大震災から何年たったのか、この微妙な脈動がいつ顔を見せるかも分からないし、休火山「富士山」の突然の爆発もあり得る。そう、日本は地球のマグマの表面に危なっかしく乗っている状態なのだ。

さて、防災グッズだが、民間の調査によると、必要だと思われるもの第1位は懐中電灯、以下、軍手、乾電池、ラジオ、救急セット、水、保存食、ウエットテイシュ、タオル、非常用持ち出し袋と続く。軍手と救急キットというのは思いつかなかったが、なるほど、緊急時には必要となるだろうなあ。実を言えば、たくさんあるデイバックには、どれにも、軍手、救急キット、常備薬、目薬、ウエットテイッシュ、タオルの類は入っている。だから、非常時にはどれを担いでもいい訳だが、懐中電灯と乾電池、ラジオは抜けている。

一番大きなデイバックに、懐中電灯ならLEDライト、乾電池はサンヨーのエネループ各種と充電器を買い増し、競馬用に買ったけど、眠っている高性能ラジオや救急キットなどとともに、その他消耗品はすべてダースで買い揃え、いざとなったら、それを担ぐということにしよう。そうそう、マスクと折り畳み傘、スキーキャップなども絶対必要となるだろうな。