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図書館

自民党中川昭一財務相(56)が東京都世田谷区下馬の自宅2階のベッドでうつぶせになったまま死亡しているのが4日、見つかった。警視庁によると、目立った外傷はなく、事件の可能性はないとみられる。中川氏は2月にローマでもうろうとなった状態で記者会見して批判を受け、財務相を辞任。8月の衆院選では北海道11区で民主党の候補に敗れ、比例代表での復活もできず落選した。中川氏は北海道出身で東大卒。自民党政調会長、農相、経産相などを歴任した。

日曜朝一番のニュースだったが、インターネット検索すると、東奥日報東京新聞にしか死亡記事は載っておらず、つくづく朝日新聞などメジャーの怠慢を思い知ったね。先に民主党政権が発足した際の記者会見で事務次官の会見を今後打ち切るとの政府側の見解に、最後まで執拗に言論の弾圧だなんてほざき抵抗していたのは朝日新聞の記者だった。垂れ流しの一方的発言を垂れ流すだけで、記者としての努力をしてこなかったのを棚に上げてさ。

ごく最近知ったんだけど、江東区の図書館では、一遍に20冊まで借りられるという方式になったらしい。これを利用しない手はないなって思い、2日に分けて2軒の図書館から、合計15冊の本を借りだしてきた。そのうち10冊はいままでは見過ごしてきた分厚い単行本である。かねがね分厚い単行本は決して借りまいと思っていたが、めぼしい文庫本はほぼ読み尽くしちゃったんだからどうしようもない。

近頃の単行本というと、やたらと長くて、「針小棒大」じゃあなかった、「極厚長大」が売りだから、まとめて借りると、かなりのガサと相当な重さになる。それでも行きは、これから読む楽しさがあるからまだいい。「行きはよいよい帰りは恐い」ってなわけで、返すのがえらくしんどくなる。そこで利用するのが、バスの無料パス、たった2区間でも有効に使わせてもらっている。初めのうちは運転手に遠慮しいしいだったが、馴れたせいかかなり図々しくなっている。

ところで、この豊洲界隈はいまや、日本有数の多産地域、無計画に出来上がった高層マンションに入居した若い夫婦たちが一斉に生産計画に入った訳だから大変だ。その結果として、妊婦や新生児を入れたバギー車を押しながら闊歩する女たちの天国となってしまった。かれらは癪に障るっていうか、クソ生意気っていうか、傲岸不遜な態度で、バギー車を暴走させる。それも、仲間同士で道を独占するような風景さえ散見される。この新住民っていう種族の存在、古くから棲んでいる年寄りにとっては、まさに脅威となることも多い。