◆いらいら

深川祭・二之宮登場

「朝晩めっきり涼しくなりまして」なんていうと、秋の到来を告げる時候の挨拶だ。だけど、今年の夏は確かにおかしい。家の中にいると、涼風が爽やかに家ん中を駆け抜けていき、転た寝をする身にとってはまるで天国の風を思わせる。当然のことながら、エアコンの使用率は0%、排気熱の節減に少なからず寄与しているわけだ。確かに表に出れば、ジメジメした8月特有の暑さなのだが、家の中はまさに秋を思わせる涼しさだ。

パソコンのスイッチを入れると、窓辺に座り外の風景を眺めながら、おもむろにタバコの火をつける。吸い終わると目薬を差し、机の上を片付ける。なにも習慣でやっているわけではない。パソコンの時間調整をしているだけだ。振り返ってみれば、案の定、ウイルスソフトが画面上を動き回っている。やっと終わるのを見届けインターネット検索画面をインプットするのだが、これもまたぐずぐずしていて、なかなか出てこない。毎日この状態だから、イライラが募って、パソコンに対する興味も薄れかかっている。

こうなった一番の理由は、外部ソフトの導入に熱心だということと、撮り貯めた画像の累積数が天文学数字になっていることも原因だ。年々1枚当りの画素数も大きくなっているから、やむを得ないかもしれない。画像の原盤は外部記憶装置に移管して、軽くしているつもりだけど、2月に1回の頻度じゃ少なすぎるのかもしれない。通常のサイズ640x480だと、89kバイトだが、原画は2736x2736の正方形で、2,594kバイトもある。それ1日平均100枚ずつ上乗せしているんだから、パソコンの迷惑度も半端じゃない。

マイクロソフトが大嫌いだから、IX7の代わりに、ファイアフォックス、漢字変換にはATOK、検索ソフトにはグーグルの公開しているすべてのソフトを網羅している。ワードは一切使わず、簡便なメモ帳で代用、画像ソフトはイーファンビューとピカサ、MSがらみで使っているのはエクセルとアウトルック・エキスプレスだけだ。ワードを始めとする、使用しないMSのソフトは莫大のキャパを取っているので、出来れば除外したいくらいだ。欧米で公開されているワードとエクセルに相当する無料ソフトが、近々グーグルから発表される。対抗上MSも無料化の方針を打ち出したが、遅きに失したね。