◆退屈な日々

ツツジの丘

サクラがほぼ終わってしまったので、なんだか気が抜けたようになっている。この空白をどうやって埋めようかって思案している。ショウブやアジサイが咲くまでの空白が長すぎるのだ。

ニューヨークの新ヤンキーススタジアム開幕戦は好天の青空と目にもまぶしい緑の天然芝、彩りを添える赤褐色のアンツーカー、待ちかねたヤンキーズ・ファンで超満員となった。この日、不調でベンチ要員だった松井秀喜が7番指名打者で先発メンバーに組み込まれた。日本時間午前2時の試合開始、せめて松井が打つのを見ようと、眠い目をこすりながら頑張ってみたが、ボール気味の初球を無造作に打ち、あっさり凡打に終わってしまった。どうも、見ていると、松井は年々実力が低下しているようで、このままではトレードされても仕方がないかって思うね。

レッドソックス松坂大輔も2試合続けて大乱調、4球を出しては打たれるの繰り返しで、早々とノックアウトされ、早くも故障者リスト入り。神経が最もタフと思われていたイチローも急性胃潰瘍との診断で、開幕には間に合わず、一昨日の試合からの出場となった。入れ替わるように、マリナーズの城島は15日間故障者リスト入り、どうも日本選手は弱すぎるようだね。特にWBCに代表選手で出場した選手には、故障者や不調が続く選手が多い。

米大リーグ、マリナーズイチローは16日、当地で行われたエンゼルス戦で4回に右前打を放って日米通算3086安打とし、張本勲の持つ日本プロ野球記録を更新した。胃潰瘍で戦列を離れていたイチローは、今季初戦となった15日のエンゼルス戦で中前打と満塁本塁打を放ち、張本氏の記録に並んでいた。前日、派手な結末とは対照的に、試合開始直後のイチローは硬かった。「イチローコール」に包まれ、右翼の守備位置に向かって全力で駆け出した。しかし、うつむいて走る35歳は、他の仲間と、一瞬ぶつかりそうになったのだ。今季初の公式戦で、「もう必死だった。まったく余裕がない状態だった」

今年から大リーグに挑戦している上原と川上憲伸、二人ともポカスカ打たれているようだが、それもそのはずで、あの程度の球威ではとてもじゃないか大リーグでは通用しないと思っていた。ドジャーズの黒田は、昨年来故障者リストから中々抜け出せない上、開幕早々、再び肩の痛みを訴えて故障者リスト入りとなった。唯一活躍しているのがメジャー2年目、メッツの福留、昨シーズンは不振を極めたが、今シーズンは開幕ダッシュに成功した。その理由を監督は日本人メデイアが極端に少なくなったからだって分析している。