◆ビット

佃リバーサイド

パソコンをいじっていると、分からないことがたくさんある。まず用語がほとんど英語なので、なんとなく分かっているつもりで、実はまったく分かっていないことが多い。その典型的なものに、「ビット」と「バイト」がある。日常よく見聞きする言葉だが、未だに判別しないまま、分かった振りしているのが現状だ。以下、やさしい説明を見つけたので書き記すが、あくまで記録と記憶のため、わずらしかったら、どうぞ飛ばし読みを。

コンピュータの情報量の単位に「ビット」と「バイト」があるけれど、どう違うの?」「かなり違いますね」「どれくらい?」「8倍くらい違います」「まず、コンピュータがデータを処理するときには、0と1の2つの数しか使っていないってことは、知ってるよね」「コンピュータは、2進数で計算するんだね。スイッチオンの状態が1、スイッチオフの状態が0だ」「ビット(bit)というのは、情報量の最小単位。1ビットといえば、0か1かを区別することができるということです」「つまり、スイッチがオンとオフの二つしかない」

「スイッチが2つになると、これが2ビットなんだけど、00、01、10、11の4つの状態を表現できるようになる」「3ビットだと、2の3乗だから、8通りになるんだね」「では、スイッチが8個だったらどうなる?」「2の8乗だから、2、4、8、16、32、64、128、256通りだ」「そう、8ビットだと、256通りの表現が可能になる。これだけあると、アルファベットの大文字、小文字、数字、記号などを表すのには困らない。そこで、8ビットというのが、文字を表す1つの単位になり、これを、1バイト(byte)という」。

「アルファベットだったら、1バイトあれば十分だ。でも、漢字を表現しようとなると、1バイトじゃ全然足りないんで、漢字は2バイト使って表すことにした。256×256=65536(通り)の組み合わせが用意されていることになる。今のパソコンの主流は、64ビットパソコン。<2^64=18446744073709551616(通り)>。「64ビットといえば、8バイトのことで、漢字4文字を一度に処理できる能力があるということだ」。

なるほどねえ。だけど、数字に弱いコチトラには、これだけ説明されてもいまいちピンとこない。要はからくりなんて知らなくてもパソコンが正常に作動していればいいわけで、難しいことなんか無理に覚えることなんかない。結論からいえば、そんなのかんけいない!そんなのかんけいない!オッパピーってこと。