◆マイクロソフト

七五三・北海道

毎度感じることだが、エクスプローラーの立ち上がりの遅さにはイライラさせられる。そして、IMEの学習能力の貧困さ、これはまさに犯罪的といえるお粗末さだ。ワード、エクセルの立ち上がりも遅くてしらけてしまうが、それ以上に腹が立つのは、お節介なことばっかり独りよがりでやってくれることだ。これには本当に参ってしまったが、あれこれ考えた結果、マイクロソフト系を一掃してみようかと思い立った。別にマイクロソフトが好きでつきあっているわけでなく、購入当初からハードに組み込まれているから、仕方なく使っているに過ぎない。

まず、「インターネット・エクスプローラー」をモジーラの「ファイアフォックス」に変えてみた。その早いこと早いこと、夢のごとしだった(ちょっとオオバーかな)。各ボタンの使い勝手もよく、最大の利点は、希望すればグーグル・ヤフーなど大手検索ソフトと簡単に連携できるから、その便利さも抜群のものとなった。おなじくメール・ソフトの「アウトルック・エクスプレス」もモジーラ系に変えてもよかったが、こちらは順調に作用しているようなので、ひとまずそのままとした。

次に変えたのが、かねてから懸案だった言語ソフトである。従来使っていたマイクロソフトの「IME2007」は学習能力が低い上に、ボキャブラリーの貧困さは目を覆うばかり、難しい字を好んで使うコチトラにはまったく無用の長物といった感じだった。そこに、ジャストシステムが9月より毎月300円の使用量で、今後永久にこのシステムを使える方式を発表したから、すぐ手を挙げて、待望久しい「ATOK2008」に切り替えたのである。これが、まさに当たり、漢字変換の落さなんて、雲泥の違い、文節変換もスムース、それにボキャブラリー数がぐんばつだ。

写真ソフトは従来から「マイクロソフトの写真ソフトはまったく無視し、「イーファンビュー」とグーグルの「ピカサ」を併用しているから問題なし、メモ形式は数多くあるソフトの中から、もっとも優秀なソフト「紙コピ」(有料)を同じく従来から使っていたが、なんと、このソフトもファイアフォックスと連動できるのが分かり、利便性がいっそう増した。

目下研究中なのは、グーグルが海外で手がけているワードとエクセルと同等またはそれ以上の能力があるといわれる無償ソフトの導入だ。まだ試験的段階で日本語版が完成してないから、イライラしながら、その推移を見守っている。グーグルのエクスプローラーに取って代わる「クローム」も一応、ダウンロードしているが、まだ使い方がよく分からないし、発展途上中なので、ファイアフォックスを重用している。