◆商戦

恵比寿ガーデン

プロ野球セ・リーグの首位攻防戦、巨人―阪神は21日、東京ドームであり、巨人が9―5で逆転勝ちし、首位阪神に同率で並んだ。巨人は7月8日には首位の阪神で今季最大となる13ゲーム差をつけられていた。今月11日からの16年ぶりとなる10連勝で、一気に差を縮めた。久し振りの快哉なり、ブラボー!ジャイアンツ!!

イトーヨーカドー」は量販店大手だが、衣料品販売から始まった会社としては、衣料品のコンセプトにはっきりしたものがなくて、特に男性向け商品は品揃え、価格、トレンドともに中途半端な商品が多い。従って、いつも通り過ぎるだけで、立ち止まる魅力に欠ける。「イオン」辰巳店は食料品中心の店で、衣料品、特に男性用はとってつけたような品揃えで、まったく魅力に乏しい。「アブアブ」門仲店は、さすがに下町中心の店だけあって、普段着程度の商品コンセプトが充実していて、ファッション性は及ぶべくもなく、粗悪品も多いが、思わず衝動買いをしたくなる品揃えだ。

ららぽーと豊洲」には多くの衣料品店が入居しているが、若者向け、無国籍企業が顔を並べ、店に入る気さへ起きない。「無印商品」は、どうして人気があるのだろうと首をかしげるほど、商品のラインナップが不揃いのリンゴだ。値段も結構なものだし、その割にはほしくなる商品が少ない。「東急ハンズ」、それこそ意欲的でユニークな商品を揃えているが、なにせ、どれも値段が市価の1,5倍ほどの価格設定で、とても手が出なく、ここもただ通り過ぎるだけの店だ。「ギャップ」は開店前から期待が大きかったが、売り場面積が狭く、商品構成がメチャメチャの上に、商品が少なく、これも大いに期待を裏切られた。

っていうわけで、「ユニクロ」だけが、最初から買うつもりで入る唯一の店である。サイズが全体的に小さめだという点が最大の欠点だが、それを除けば、材質は吟味されているし、縫製も丁寧、品揃えの豊富さで群を抜いている。価格もリーズナブルな設定だし、店員のしつけも行き届いている。着てみても、大小のバラツキに苛立たされることを除けば、着心地、良質な品質、商品に対する目配りが感じられる。

全体的に言えることは老年も含めて、熟年を対象とした商品が極端に少ない。例えば、夏場に薄手の長袖シャツとか、全シーズン的にポケットの多いシャツやズボン、スムース生地の半袖ポロシャツ。とりわけ股下の長いデニムやパンツ。いまの足長青年と比べて、われわれ世代は胴長短足が売り物だったんだからね、胴回りで合わすと、股下が合わなくて、ほとんどが短く切らざあならない。これは、やはり屈辱的なのである。