◆認知症か

豊洲駅

またぞろ、暑さがぶり返してきた。きのうなんか、お台場で半日、日の下にいたので、汗でぐっしょり、手足の露出している部分は日焼けで、風呂に入ると、ヒリヒリと痛かった。「しまった、遅かりし由良の助となりしか」。いつも4時過ぎには入っている夕刊が5時過ぎまでは入っていない。おかしいなと思っていたら、9時半に首相の緊急発表があるとの一報、ぴんときたね、あっ、こりゃ辞任発表だって。せっかく書いていた批判記事がぼつになってしまった。えい、ままよ、出しちゃうか。(以下、辞任以前に書いた記事)

福田首相北京五輪選手団に、激励のつもりで、「せいぜい頑張ってください、せいぜいね」っていい放ち、周囲をあきれさせた。また、記者団から北京五輪の感想を聞かれ、「アーチェリーのような今まで考えられなかったものも銀メダルを取った」と発言、秘書官が「フェンシングの間違いです」って慌てて訂正したという。また、オーストラリアのバーンズ元外相と会談した際、首相は「13年前にお会いして以来ですね」と語りかけ、「いや1月にダボスでお会いしましたよ」って苦笑された。

なにもやらない、なにもできない、なにもやる気がない、ズボラ3原則を頑なに守るグズ首相(クズ首相)に認知症の疑いがあるとは消息通のヒソヒソ話。おいおい、冗談じゃないぜ、国家の一大事が迫っているのに、こんな頼りない首相がトップの座にいるなんて許せないね。早稲田の同期のよしみで、悪口は慎もうと思ったが、ダンダン我慢できなくなってきたね。欧米諸国の新しいトップはみんな若い。そんななかで、クソジジイがいくら頑張っても(もっとも頑張っているのは首相の地位にしがみついているだけだが)勝てっこないよ。

専門家によれば、認知症の主だった症状は、直前のことを忘れてしまう「記憶障害」、いまの状況を判断できない「見当識障害」、そして「判断力の低下」だという。まさに福田首相にぴったりとあてはまるじゃあないか。自分の内閣を恥ずかしくもなく「安心実現内閣」と大言壮語し、銀行や損保じゃあるまいし、5つの安心プランなどとぶちあげる。その内容たるや、だれでも医療を受けられる社会、派遣やパートが将来に希望が持てる社会、高齢者に活力を与える社会づくりなどと、やれもしない夢みたいな大ボラを平気でふきまくる、しかもその内容たるや、民社党のパクリだというからどうにもならないね。これって、まさに「見当識障害」そのものじゃないか。