◆いい加減

雷雲

近頃の天気予報って、まったくいい加減であてにならないねえ。きょうは朝から雨で、一日中降ったり止んだりとの予報だったから、出かけるのを止めにしたら、なんと朝から日が燦々と降り注いでいるじゃあないか。ここんところ間違いだらけなのに、予報官はしれっとした顔をして、一言も間違ってすいませんでしたとは決して言わない。気に入らないのはNHKの10時以降の予報担当者、中年過ぎのおじさんで、データをもとに、自信たっぷりに言い切る。それがことごとく外れるんだから様にもならないね。いい加減にしてほしいね。

もっとも勝手なもので、半井千絵の天気予報にはなんの不満もない。可愛らしいって特ダネ。民放の天気予報は見ることがないから論議の外ではあるけどね。特に最近はゲリラ豪雨というのが頻発していて、これを予報する術さえないようだから、偉そうにするんじゃなくて、低姿勢で予報すべきだね。この時間帯になると、あっ!またうそつきじじいの登場だ、どんな顔してくっちゃべるんだろうって、楽しくなっちゃうよ。民放で流れている下手糞な一人芸を見るよりよっぽ面白いよ。どときどきズラがずれているのもご愛嬌だけしさ。

さて、先日の債務弁済の件。紙数がつきちゃったので、多少端折ってしまったのだが、いきさつはこうだ。たまたま入院中に先方担当者から電話があり、3週間入院しているとにょうぼが告げたわけだが。それを重病で入院したらしいと先方は勘違いしたらしい。早くこの問題を片付けないと不良債権になってしまうとあせったんだね、きっと。退院後ころ合いを見計らって電話があり、「100万円を一時金として払ってくれれば、一括弁済したことにします」「冗談じゃない、そんな金あるはずないじゃないか」「それでは50万円ではどうでしょうか」「それも無理だよ。体調も悪くなるばかりで、出費もどんどんかさんでいるのはお分かりでしょう」「そうですね。ところでどのくらいだったら払えるでしょうか」「いま直ぐ即答できないね」。

数日後また電話がかかってきた。「いかがでしょうか」「なんとか遣り繰りして10万円ぐらいなら払えるけど」「恐縮ですが、20万円では無理でしょうか」「また検討して電話する」。腹詰もりでは30万円ならと思っていたのだが、わざと低い金額を提示してみたのだ。「20万円ならなんとかなりそうだ」「では、上司と相談して、再度ご連絡します」。5日後ぐらいに電話がかかってきて「了解しました。その変わり、20万円支払い後、以降27か月間、いままでどおり1万円を月末までにお支払いいただけるでしょうか」「了解。ただし、その旨を文書で作成してほしい」。ってな顛末だったのだ。