◆歓び

6日も続いた夏日、そして3連休の始まる土曜日は朝から真夏日となっている。ずっと閉じこもり生活をしていたが、生活防衛のため、朝から買い物に精を出すことになった。きょうはにょうぼ殿、月に1回の俳句の吟行?とかで一日中いない。だから昼食と夕食の支度をしなけりゃならないのだ。当然料理をつくるなんて面倒くさいから、ちょっと高級な惣菜店で、2回分の総菜を買った。

昼飯用として、しばらく食べていないイカフライとクリームコロッケ。クリコロなんて決して好きじゃあないが、メンチやコロッケよりもカロリーが少ないのでやむを得ない。量り売りは、20種類もある中から、さんざ迷った末、ホタテとイカの野菜五目煮(中華風)を選んだが、欲張りすぎて100gのつもりが300gになってしまった。いつもそうなんだけど、量り売りの場合、自分の思ったより、かなり多めになってしまう。けっきょく昼夜合わせて1300円の豪華版となってしまった。

せっかくここまで来たんだから、かねてより予定していたユニクロに向かうことにした。いま、値引き販売真っ盛り、パンツ1着、短パン2着を購入、当初価格の半値である。ユニクロの製品は一般的にサイズが小さいのが欠点だが、縫製への目配りが抜群で、デザインもまあまあ、生地のばらつきもなく、とっても着心地がいい。端境期に翌年用を夏、冬製品を大量に買い込んでいたが、今年は入院のため冬物の廉価販売が間に合わなかった。

ユニクロっていうと、発売当初バカ売れしたフリースの店というイメージが強いが、どうして、どうして、綿シャツ、ジーンズ、Tシャツなどカジュアル製品も圧倒的に強い。同じ階層に「ギャップ」や「無印良品」などもあるが、品揃え、価格、デザイン、サービス等々、すべてに見劣りがする。

お金を使うことなんかないから、普段は1万円札を1枚とにょうぼからせしめた2000円ぐらいしか、財布に入っていない。たまたま、故あって使わないはずの万札を崩してしまったので、この際全部使ってしまえ、いってみれば大盤振る舞いする気で出かけた。物を買い込むってこと、これって、ほんとすっきりと気持ちのいいものだ。まるで大金持ちにでもなったような気になって、気分は高揚し、歩く姿勢も威風堂々となる。次に大好な、だが、いつも売り切れ必至の海苔煎餅が、たまたま残っていたので、残り6袋全部買う。してやったりという気持ちになったね。