◆天候不順

吹雪

気象庁によると、日本の南海上にある低気圧の影響で、3日にかけて、西日本から東日本にかけての太平洋側と瀬戸内側で、雪が降り、積もるところもある見込み。東京でも、都心を含めて3日明け方から夜遅くまで雪が降り、大雪のおそれもあるという。同庁では、交通障害や路面の凍結などに注意を呼びかけている。

「雪が降ってきた ほんの少しだけど」。最近の予報はよく当たるね。目覚めてみると、外は真白、車の行き交う音がくぐもって聞こえる。雪の粒は小さいけど、横殴りに間断なく降っている。すっかり嬉しくなって、寒さも忘れて表に飛び出したね。この静寂さ、この神秘さ、この初々しさ、心弾んで、思わず駆けずり回りたくなったね。いつまでガキのようじゃ困るけど、ほんと、心躍るものがある。

今年は本当に寒いね。釧路では連日氷点下15度近辺の天気が続いている。天気予想図を見ても、素人判断でも北日本から北海道の上空を異常に厚い雲が覆っていて、いままでの冬型気圧配置とは違っているなって分かる。1月17日には北海道・旭川市江丹別で氷点下33、3度の最低気温を記録した。家庭の一般的な冷凍庫が零下12度だから、それより寒いっていうこと、こんな環境下で、よく人が生きていけるもんだ。

<ダラダラ梅雨がようやく終わった途端、カンカン照りの毎日が始まった。それにしても暑い。肌をジリジリと焼きつくすような焦熱地獄だ。東京都心では8月に入って、最高気温30度以上の真夏日が続いていて、10日、11日にはついに35度以上の「猛暑日」を記録した。8月の平均気温は史上2番目だというからハンパじゃないよね>

<だけど、ちょっと待てよ。ついこの前まで気象庁は今年は冷夏になるって予想していたはずだ。今年の気象庁の予報は外れまくっており、梅雨入りの時期を外したのをきっかけに、猛暑―冷夏―猛暑の二転三転ぶりはいくらなんでもひどすぎるじゃないか。ま、気象庁でも読み切れない地球の異様さが諸悪の根源、しょせん人災なのだけど、世界各国の思惑に左右されて、未だに京都議定書でさえ実現できない有様だから、ついに地球が怒って、トチ狂ったのは間違いないね>(昨年9月2日のコジゼラより)