◆クールビズ

ワカラン

クール・ビズは、夏の間環境省が指導する環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、または、その方向にそった軽装をいい、小泉政権下の2005年に始められた。「涼しい」や「格好いい」という意味のクールと、仕事や職業の意味を表す「ビジネス」の短縮形ビズ(BIZ)をあわせた造語である。2005年4月に行われた環境省の公募によって選ばれた。小泉をはじめとする閣僚や議員のノーネクタイ姿がテレビによく映るようになった。また、この時期には霞が関の中央官庁では、夏季に上着やネクタイをしている職員はほぼ見かけなくなった。

独創性に欠ける安倍内閣でも継承しているようだが、いまいち盛り上がってないようだね。安倍首相なんか、沖縄の「かりゆし」などを着たりして、粋がっているようだが、ちっとも似合っていないし、どうしても緊張感に欠けて見えるね。だからというわけでもないだろうが、ノータイになった途端、次々と問題が出てきたって感じがするね。いっそのこと、閣議は日本の夏の風物詩、ユカタでも着たら、和気藹々で本音トークができるかもね。ただ、メンバーが小者ばかりで懐が浅いから、腹黒さの探り合いになっちゃうかなあ。

それにしても、記者会見での安倍首相のカメラ目線、どうにかならないかね。だいたい、質問者と目線を合わせないこと自体、失礼極まりないし不自然この上ない。小泉カリスマ首相の真似をしているようだが、人間の格が違うっていうのに気がつかないこと自体、お粗末極まりないね。

小泉前首相におだてられ、クールビズを提唱して、一躍名をとどろかせたのが、政党を転々と渡り歩き、時の実力者に取り入ってきた「流浪の民」、小池百合子。小泉前内閣では環境相としてやったのは、クールビズだけというお粗末さだった。そんな小池が、いつのまにか安倍首相にも取り入っていたようで、官邸主導の閣外相に就任し、危機管理担当なんて訳のわからない役職を与えられ髀肉の嘆をかこっていた。それが、なんと久間防衛相が不適切発言事件で辞任するや否や、その後任に抜擢されたんだから、「畏れ入谷の鬼子母神」と来たもんだ。安倍内閣参院選目当ての、なんでもありパフォーマンスの一環だからね、期待なんか出来っこないよ。