浅草サンバカーニバル」、「スーパーよさこい」、バックに流れる音楽が「サンバ」、「よさこい」、そして、着ている衣装が洋風と和風の違いこそあれ、チームを組んだ男女たちが一糸乱れず颯爽と、踊りまくる姿にはまったく変わりない。洋の東西を問わず、みんな、なんの屈託もなく笑顔一杯で踊り狂っている。「ハレとケ」というけれど、ハレって、そんなに楽しいのかってつくづく思うね。浅草には50万人、表参道にも30万人の見物客が集まったという。日本人って根っからの祭り好きなんだねえ、もっとも人のことは言えないが。

プログラムを見てみると、それぞれ、全国各地からチームを組んで参加している。「よさこい」の方は当然のごとく、高知県からの参加チームも多い。6回目の今年は、なんと100チームの参加があったという。「よさこい」は両手に鳴子を持つこと、「ヨサコイ」を原曲に使用すること以外、まったく制限がないから、各チームとも工夫を凝らした踊りを披露する。その自由さが受けて、いまや「よさこい」は北海道各地の「よさこいソーラン」をはじめ、日本全国にその輪を広げているようだ。とにかく祭りは疲れる、見ているほうだってね。