てにおは

「弓爾乎波」ってなんと読む?なに、なんだって、「てにをは」だってさ。博士家(はかせけ)のヲコト点 ※の四隅の点を左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となることからの名称】。(1)漢文を訓読するとき、補読しなければならない、助詞・助動詞・活用語尾・接辞などの古称。てには。(2)助詞・助動詞の用法。言葉づかい。(3)助詞のこと。(4)話の前後関係。話のつじつま。(三省堂大辞林 第二版』より)
※註:漢文を日本語の文章に読み下すためにつけた、漢字の四隅の記号など。いくつかの方法があり、そのひとつが“博士家”とよばれるもの。

「上善如水」は「じょうぜんみずのごとし」と読む。新潟県南魚沼郡湯沢町・白瀧酒造が製造する日本酒のブランド名。スッキリした飲み口に定評がある。白瀧酒造の創業は今から140年前、江戸時代まで遡る歴史ある酒蔵だ。「押下」は「おうか」、ボタンやキーボードを押すこと。どうやらパソコン用語らしいね。

姑獲鳥の夏」は「うぶめのなつ」と読む。直木賞作家、京極夏彦のデビュー作。“ミステリーを超越した驚異の小説”と絶賛され、40万部を超えるベストセラーとなった。独特な世界観を映像化することは不可能とされていたが、2005年夏、実相寺昭雄監督による映画が公開される。