きっちゅうじょ

恐れ入りましたを難しく表現すると、鞠躬如と書いて「きっちゅうじょ」と読ませるそうだ。
マリのように身を縮めて恐縮するってことなんか、いやあ、こんな字知らなかったなあ。
まさに畏れ入谷の鬼子母神だよなあ。
臨終といえば説明するまでもないことだが、同じ発音で「林住期」という言葉があるそうで、オシャカ様のインドで発見された言葉らしい。
輪廻からいえば幼年期、少年期、学生期、家長期、ときて臨終期の間にスッポリと収まる言葉らしい。
世俗の生活を終え、臨終期までの間の30年近くを自由奔放に生きてみようという時期なのだそうだ。
人生50年が人生80年に延びた高齢化社会が作り出した言葉なのだ。