水と油

中東危機、中国の需要拡大、石油利権をめぐる各国の政治的思惑などを含んで、日本の石油価格が9年ぶりに10円弱の値上げに踏み切り、末端価格がリッター当り120円となった。
ところで、ガソリン価格は上がったといってもリッター120円。日頃当たり前のように飲んでいる500ミリリットルのペットボトルは150円、リッター換算すると300円になるわけで、改めて比較してみて、なんで水のほうが石油よりも高いんだいって気がつく有様だ。
それも欧米諸国や中国とは違って、世界一安全とされている水道水が豊富に供給され、しかも公共料金の中で一番安いときているのに、いったいなんたることだろうか。
いつのまにか贅沢になっているんだなあ。