◆6月の空

カルミア

夏になったのか、梅雨になったのか、4月初め頃に逆戻りしたのか、暑かったり、寒かったり。湿っぽかったり、カラっとしたり、ジメジメしたり、強風が吹き荒れたり、雷さんが落っこってきたり、場所によっては雪が降ったり、雹が落ちてきたり。強風が吹き荒れたり、小雨がひっきりなし降ったり、黄砂が巻き上がったり、
5月後半は踏んだり蹴ったりの天気が続いた。今日から6月、これから本梅雨を迎えるのだろうか。

場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから「正解はCMのあとで」「最新情報はこのあとすぐ」。こんなテレビの「山場CM」がやたらと差し込まれるようになった民間テレビ。ほんとうに不愉快になってしまうね。調査によると、「山場CM」は、テレビ局側の思惑とは裏腹に、そうしたCMへの好感度が低くなり商品の購買意欲も下がるという。

視聴者をCM明けまで引っ張ろうとする山場CMに対する印象として、「不愉快」について86%が肯定。CM明けのシーンの繰り返しには、74%が「イライラする」と回答した。また、日本と欧米のテレビ番組の山場CMを比較してみると、ニュース、ドキュメンタリー、ドラマなど7分野で日本の40%に対し米国は14%で、CMのタイミングが法律で規定されている英国は6%、フランスにいたってはゼロだった。


最近、国有放送たるNHKも番組の間に、頻繁に番組宣伝を入れたり、若い女の子や被り物キャラを投入して、BS放送の宣伝をしたりするようになった。まったく電波の悪用としかいえないていたらくだね。一方通行だから、なにをしてもいいやって態度がミエミエだけに腹が立ってくる。とりわけ、NHKの視聴者は高齢者が多いようだから、なんとかしてヤンジェネ層の取り込みを狙って、こびを売っているとしか思えないね。

CMの少ない民放のBSテレビ、ルポルタージュ物が多いようだが、比較的力みがなく、十分鑑賞に堪える番組が増えている。民放各社とも、現在未使用のBS枠を更にもう1枠ずつ保有していると聞いている。今後、この枠をどのように活用するのか、興味がある。各社が競い合っていい番組作りに励んでくれればいいが、まあ、そんな虫のいい方向に進んでいくとは思えないがね。