◆うたげの後

秋葉原駅前

暦の上で春となる立春の4日、東京都心の朝の最低気温は5,9度と平年を4,1度上回る3月下旬並みの暖かい朝を迎えた。さて、米プロフットボールスーパーボウルは1日、スティーラーズが試合終了間際のTDでカージナルスを破り、史上最多6度目の優勝を果たした。就任2年目のトムリン監督は史上最年少の36歳で頂点に立った。スティーラーズは13点のリードをひっくり返された。残り時間は約2分半。この窮地でQBロスリスバーガーが大活躍を演じた。パスを続けて攻め込み、最後はWRホームズへ6ヤードのTDパスを決めた。時計は残り35秒。劇的な逆転だった。

この日、それまでパスを23度投げて16度成功だったが、この攻撃では7度投げて5度成功。相手守備が最も厳しくなる時間に最高のパフォーマンスを見せた。相手QBのワーナーはパスを31度成功させて377ヤード稼ぎ3TDパス。ロスリスバーガーは256ヤードで1TDパス。個人成績では劣っても、勝負どころの集中力で試合に勝った。

ところで、スーパーボウルの米国内テレビ視聴率は42・1%だった。これまでの最高は前回の44・7%、この試合の推定視聴者数は、約9540万人とみられる。未曾有の不景気だっていうのに、球場には8万人の大観衆が押しかける。アメリカという国の持つ底知れない力というものを感じざるを得ないね。

宴は終わった。虚脱したような空しさだけが残る。9月から始まったNFLの試合はNHK・BSで午前12時から午前3時まで、毎週3回放映され、毎日午前3時まで起きている習慣がついてしまって、その後遺症は意外に大きい。NFLの放映がなくても、なんとなく3時まで起きている習慣がついてしまったのだ。この時間NFLが終わっても、イングランド・プレミアムリーグのサッカーや、NBAのプロバスケット、NGAのプロゴルフの中継録画が放映されるから、ついつい終わりまで見てしまうのだ。

そして、翌朝、ブログを入れ終わった10時半頃になると、お定まりのように眠くなる。冬うららの天気が続いているから、窓辺に寝そべって、ガラス越しではあるが、太陽の光りを身体一杯に浴びて12時過ぎまで熟睡する。起こされて昼食を済ませると、もう2時近くになる。そうなると出掛けるのも億劫になり、家に引き籠もることになる。
じゃあ、家で何やってるかといえば、又、ひたすら寝るのである。とにかく、自分でも呆れるほどよく眠る。そして夜中になると目が爛々と輝く悪循環となる。早くあちこちから花の便りが届かないかなあ。それまでじっと我慢の子でいるしかない。