◆頌春

にょうぼと孫

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

いつも、もの静かな我が家も
この時期になると、
年一回しかない大騒ぎとなる。

カオスと混乱、喧噪、乱雑に包まれて、
あっという間に過ぎ去ってしまう。

今年は札幌から上京してきた
リコ親子と紅白歌合戦を見て、
ベランダに出て、
デイズニーランドの遠い花火を見つめ、
東京湾に停泊中の船の汽笛を聞きながら、
新しい年を迎えた。

2日にはジュリ親子が愛知県から到着、
東一家も過去最高の8人を数えるに至った。
まずはおめでたい。

全員揃って、調布での新年会に臨む。
ところが高速道路途中で、大渋滞に遭遇、
新年早々、新年会に遅れること30余分、
何とも気まずいスタートとなってしまった。

新年会は94歳の義母を筆頭に、
1歳のジュリまで、
総勢25名、オバアチャンから見れば、
息子1人、嫁1人、娘2人、婿1人、
孫6人、孫の嫁6人、曾孫7人となる。

新年の行事を終わって、
それぞれが去っていき、
久し振りの静かさが戻ってきた。

例年3が日に見ていた
ウイーン・フィルのニューイヤー・コンサート
の再放送をゆったりした気持ちで、
聞いている。

また、いつも通りの気怠い日が再び始まった。
今年73歳となり、体のあちこちで、
ガタが来ている部品類と、うまく付き合いながら、
きょうから、
いままで通りの閑人人生を楽しもうと思っている。

隅から隅までズ・ズーイと、
ご指導、ご鞭撻の程を、
よろしくお願い奉りまする。