やばい

観月ありさ工藤静香が健康飲料のCMで、自分のぜい肉をつまみ、「軽くやばい」って笑いながら呟く趣向はとっても面白かったけど、観月はともかくとして、静香がなんで選ばれたんだろうって疑問も残る。それはともかくとして、新バージョンではスケベそうな外人タレントに変な日本語で「カルクヤバイ」って言わせている。せっかくご両人が登場しているんだから、本人たちを生かした使い方をすればいいのになあ。最近のテレビはCMに限らず、衆を頼るって風潮にあるのはよくないな。小泉改革にしろ、国政選挙といい、衆愚が当たり前となっているのは情けないね。

最近の若者言葉では、「とてもすばらしい」「すごい」「おいしい」などの意味で、「やばい」、いいか悪いか判断がつかないときに「びみょう」、面倒くさいことや不快感、嫌悪を「うざい」などと表現するらしい。中でも「やばい」の使用頻度は71%にも達するという。たとえば、ケーキがうまかったら、「このケーキ、やばい」、かっこうのいい男の子がいたら、「あの人、やばい」、映画で感動したら、「この映画、やばい」、また副詞として使い、「この服、やばくかわいい」などと使う。「チョー」とか「メチャ」なんて言葉はすっかりお蔵入りしてしまったそうだ。やばいは危険であるという意味の隠語だから、あんまり使込むのはやばいんとちゃう?