さざれ石

大相撲の楽日、賜杯授与の前に全員が起立して、日の丸掲揚に併せて国歌斉唱するのが慣例となっていて、その都度厳粛な気持になるのが不思議である。
君が代は 千代に八千代にさざれ 石の巌となりて 苔の蒸すまで」。
世界の国歌の中でもこれだけ簡潔で短い歌詞は少ないだろう、オリンピックのたんびに、バカ長いロシアやアメリカの国歌を何度も聞かされて、君が代ってなんて名曲だなって、つくづく思ったもんである。
今年の五輪はまさに君が代ラッシュだったねえ。
こんなこと二度とないとは思うけどね。
いつからかは定かでないが、赤坂日枝神社の境内に「さざれ石」が祭られている。
その由来を書き移したのだが、「さざれ石は国歌の発祥の地とされる岐阜県揖斐川町の山中で発掘され、この地に移設されたもので、以下うんぬん。」とあったが、わけが分からなかった。
なんなんだろうね、このさざれ石っていうのは。