◆アジェンダ

サラノキ

たった一人の同士もいなかった「みんなの党」結党時の自民党脱党組の一人、渡辺喜美(早稲田法学部出身らしいんだが)。参院選挙後はあちこちからお座敷がかかって、超多忙らしい。

開票の夜(7月11日)、テレビ各局の中継が目白押しで、昨年総選挙の時とは様変わりだった。出口調査で10議席前後とは出ていたが、実際、当確が出るまではハラハラドキドキの連続である。最初の当確は東京選挙区・松田公太。思わず万歳を叫んだ。2人目は神奈川選挙区・中西健二。赤バラをつけてダブルピース。3人目は千葉選挙区・水野賢一。午前0時過ぎだったが、ほっとした。比例の7議席目が確定したのは午前2時過ぎだった。

民社政権の間隙を突いて、けっこう10人ほどの勢力と成った。それはそれでけっこうなことだが、入院中やたらと「アジェンダ」という言葉を聞いて興味を持ったのだが。なんのことはない公約を「逆さ読み」したものらしい。それは冗談コロコロにしても、なにがフランス語だ。政策課題をさすらしいが、つまり公約なるものが小政党なるが故に、遠慮気味にいったところうけてしまったらしい。

そいうえば、この栃木訛りのひどい人、(どうも、わざと田舎ものぶっているようだが)まるで似合ってはいないけど、いつもいいスーツを着ているね。民社党自民党の違いは間違いなく、高級な生地と仕立てのいいスーツ、この違いだけだね。