将棋

プロ将棋の7冠は「名人」「竜王」「棋聖」「王位」「王座」「棋王」「王将」である。戦前は「名人」のみであったが、戦後、「九段」「王将」が加わり、3冠時代を経て、現在に至っている。

三つある全棋士参加の「優勝棋戦」は別枠として区別している。冠には軽重が有り、権威のよりどころになっている。将棋連盟は名人と竜王を同格の序列一位にしている。
名人は契約金が推定3億3千万、竜王が推定3億4千万円と、他のタイトル戦の契約料を大きく離している。1996年2月、羽生善治が史上初めて7冠を独占したが、現在は4冠に留まっている。一方、囲碁界はおおらかで23棋戦を公認している。

それにしても、いくら知らない世界だとはいえ、望外とも思える高額な契約金が支払われている、こんな世界があるんだって、世の中広いもんだなあ。プロ野球の選手の契約金なんて、これに比べれば安いもんだ、と唸ってしまった。